今回は「時間の使い方」をテーマにした本をまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの特徴や読んだ感想を紹介しています。
時間に追われている間は、自分のことを考える暇もありません。なので時間の使い方を学ぶことは、自分らしさを取り戻すことや、自分の人生を見直すきっかけにもつながります。
自分の気になる本があるか、ぜひ一度チェックしてみてください。
時間の使い方の本のおすすめ
モモ
| 作者 | ミヒャエル・エンデ |
| 訳者 | 大島かおり |
| 出版社 | 岩波書店 |
| ページ数 | 432ページ |
| 大きさ | 縦:17.02cm 横:12.19cm 厚さ:2.29cm |
| 参考価格 | 880円 |
| 読書時間の目安 | 約3時間 |
- 人々に時間の大切さを問いているロングセラーの児童文学作品
- 童話形式でまとめられており、小学5・6年から読むことができる
- 現代の私たちが読んでも気づきがあるので大人にもおすすめ
人間らしく生きるために必要な「時間」について考えるきっかけになる
『モモ』は、人間らしく生きるために必要な「時間」をテーマにしたロングセラーの小説です。児童文学作家のミヒャエル・エンデによる、名作ファンタジーとして知られています。
この本は人々に、時間の大切さを問う内容になっています。童話形式でまとめられており、「灰色の男たち」に奪われてしまったみんなの時間を、主人公のモモが取り戻すという物語でした。
対象年齢は「小学5・6年から」で、難しい漢字にはふりがなもついています。話が大きく展開するのが第二部からなので、まずはそこまで読んでみると良いでしょう。
単行本の刊行は1976年ですが、現代の私たちが読んでも、気づきを得られるような本だと思います。「時間」について考える良いきっかけになるので、大人にもおすすめしたい一冊です。
エッセンシャル思考
| 著者 | グレッグ・マキューン |
| 訳 | 高橋 璃子 |
| 出版社 | かんき出版 |
| ページ数 | 320ページ |
| 大きさ | 縦:18.6cm 横:13cm 厚さ:2.2cm |
| 参考価格 | 1,760円 |
| 読書時間の目安 | 約2時間 |
- 99%の無駄を捨て、1%に集中する方法を解説した本
- イラストや図表があるので読みやすく、説明もわかりやすい
- 業務の効率化につながるので仕事で忙しいと感じる人にも
「より少なく、しかしより良く」という考え方はビジネスでも役立つ
『エッセンシャル思考』は、やるべきことを見極めて、それを確実に実行するための方法をまとめたベストセラー本です。ビジネス書としても人気があります。
4つのパートに分かれているのが特徴で、最初のパートでは基本的な考え方について解説されています。残りのパートでは、無駄なことを正しく「減らす」ための仕組みが紹介されていました。
イラストや図表を用いて説明されており、重要ポイントも目立つように書かれているのでわかりやすいでしょう。本の内容も面白く、スラスラ読めてしまうと思います。
特に「より少なく、しかしより良く」という考え方は、業務を効率化する時間術としても活用できます。仕事で忙しいと感じる人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
自分に優しい時間の使い方
| 著者 | 関屋裕希 |
| 出版社 | 日経BP |
| ページ数 | 216ページ |
| 大きさ | 縦:18.8cm 横:13cm 厚さ:1.4cm |
| 参考価格 | 1,870円 |
| 読書時間の目安 | 約1時間 |
- 豊かな人生を過ごす時間の使い方についてまとめた本
- 時間を味方にするための考え方や、日常で使える方法を紹介
- 自分の人生に、自分の感覚を取り戻すことをテーマしている
時間の使い方でも、自分に優しくできるという気づきを得られる
『自分に優しい時間の使い方』は、豊かな人生を過ごす時間の使い方についてまとめた本です。臨床心理士・公認心理士の著者が、心理学の知識を交えながら解説しています。
具体的には、時間を味方にするための考え方や、日常で使える方法を紹介しています。時間の使い方でも、自分に優しくできるという気づきを得られる内容でしょう。
自分の感覚を取り戻すことをテーマしているので、ビジネス書とは異なります。方法についても、マインドフルネスやACTなど、心理学に基づいたワークが載っていました。
自分のために時間を使えない理由を知り、時間を味方にできれば、自分らしさや創造力を引き出すことにもつながります。忙しくて自分を責めてしまいがちな人は、ぜひ読んでみてください。
なぜ人は締め切りを守れないのか
| 著者 | 難波優輝 |
| 出版社 | 堀之内出版 |
| ページ数 | 298ページ |
| 大きさ | 縦:18.8cm 横:11cm 厚さ:1.9cm |
| 参考価格 | 1,980円 |
| 読書時間の目安 | 約1.5時間 |
- 締め切りを守れない理由について哲学的に考察した本
- 「締め切りの時間」と「生きている時間」とのズレを分析
- 「死」という人生の締め切りにも触れられている
締め切りに対する考え方を改めることで、生き方そのものを見直す
『なぜ人は締め切りを守れないのか』は、締め切りを守れない理由について、哲学的に考察した本です。
具体的には「締め切りの時間」と「生きている時間」のズレを分析するような内容になっています。そのうえで、締め切りとうまく付き合うためにどうしたらいいかが書かれていました。
またこの本では「死」という人生の締め切りにも触れられています。締め切りに対する考え方を改めることで、生き方そのものを見直すきっかけにもなるでしょう。
意志のせいにするのではなく、時間という切り口で説明しているのは面白いと思いました。いつも忙しいと感じる人や、ついついスマホを見て時間を無駄にしてしまう人にもおすすめです。
アルジャーノンに花束を
| 著者 | ダニエル・キイス |
| 訳 | 小尾 芙佐 |
| 出版社 | 早川書房 |
| ページ数 | 480ページ |
| 大きさ | 縦:15.7cm 横:10.6cm 厚さ:1.8cm |
| 参考価格 | 1,980円 |
| 読書時間の目安 | 約5.5時間 |
- 幅広い年齢層の方に読まれている不朽のベストセラー小説
- 知的障害をもつ主人公が、手術を受けて頭が良くなっていく様子を描く
- 主人公が書いた経過報告を読む形式で、文章が変化していくのが印象的
天才になった主人公の結末に心が揺さぶられる一冊
『アルジャーノンに花束を』は、幅広い年齢層の方に読まれているベストセラー小説です。知的障害をもつ主人公が手術を受けて、徐々に頭が良くなっていく様子を描いています。
内容は、主人公が書いた経過報告を読むという形式で、たどたどしい文章も少しずつ変化していきます。知能が向上し、苦悩や葛藤も記されるようになるのが印象的でした。
最初は平仮名だらけで、読みづらさを感じるかもしれません。それでも物語が進み、天才になった主人公の結末を知ったとき、「知能が高ければ幸せなのか」と心が揺さぶられます。
個人的には教育・支援のあり方や、残りの人生の時間について考えるきっかけにもなりました。ちなみに新装版では、歌手の宇多田ヒカルさんと著者との対談が再録されています。
時間の使い方をテーマにした本を読んだ感想
時間の使い方の本といえば、タイムマネジメントの方法を紹介するビジネス書ばかりだと思っていました。しかし読んでみると、自分への優しさにつながるような書籍もたくさんあります。
なので時間の使い方を学ぶことで、心に余裕ができてくれば、自分らしさを取り戻すことや、自分の人生について見直すことにもつながるでしょう。
時間の使い方をテーマにした本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。





