複雑性PTSDの本のおすすめ|実際に読んだ感想まとめ

複雑性PTSDの本のおすすめを紹介

複雑性PTSD(CPTSD)は、持続的な虐待やトラウマ体験をきっかけとして発症します。治療を安全に進めるためにも、正しい知識を身につけることは非常に大切です。

そこで今回は「複雑性PTSD」のおすすめ本をまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの特徴や読んだ感想を紹介しています。

専門家向けの書籍や、自分で練習するためのワークブックも用意しています。自分の気になる本があるか、ぜひ一度チェックしてみてください。

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複雑性PTSD(CPTSD)のおすすめ本を紹介

複雑性PTSDセルフケア・ワークブック

著者タマラ・M・グリーンバーグ
訳者野坂祐子
出版社金剛出版
ページ数272ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.5cm
参考価格3,520円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 難しい言葉を使わず、日常的なエピソードを用いてわかりやすく解説
  • 基本的な知識や対処法について、ひとりでも安全に学べるようになっている
  • 気になる部分だけを読むこともでき、書き込めるワークもたくさんある

複雑性PTSD治療の最初のステップとして活用できるワークブック

『複雑性PTSDセルフケア・ワークブック』は、複雑性PTSDのある人が、治療の基盤づくりをするための本です。難しい言葉を使わず、日常的なエピソードを用いて解説しています。

この本では、複雑性PTSDを「アイデンティティ泥棒」と表現しているのが特徴です。そのうえで基本的な知識や対処法について、ひとりでも安全に学べるようになっていました。

気になる部分だけを読むこともでき、書き込めるワークもたくさんあるので、自分のペースで進められるでしょう。複雑性PTSD治療の最初のステップとして活用できるように思います。

また解離症状・希死念慮・物質使用などに対するアプローチや、セラピストの評価の仕方にも触れられていました。支援者にとっても学びのある本なので、ぜひチェックしてみてください。

複雑性PTSD

著者ピート・ウォーカー
訳者牧野 有可里
池島 良子
出版社星和書店
ページ数372ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.2cm
参考価格3,960円
読書時間の目安約5.5時間
本のおすすめポイント
  • 心理療法士で、自身も複雑性PTSDの当事者である著者が解説
  • 回復のプロセスやポイントを、実例に基づいて丁寧に説明
  • 身体・認知・感情レベルに働きかけるさまざまなアプローチを紹介

当事者視点から複雑性PTSDを学べるので、支援者にもおすすめ

『複雑性PTSD』は、複雑性PTSDからの回復についてまとめた本です。心理療法士で、自身も当事者である著者が解説しており、実用的なツールやテクニックが掲載されています。

具体的には、回復のプロセスやポイントを、実例に基づいて丁寧に説明していました。そのうえで身体・認知・感情レベルに働きかけるさまざまなアプローチを紹介しています。

著者自身が生き延びたからこそ、内なる批判家を小さくすることや、幼少期の喪失感を癒すことについて細かく書かれているように思います。文章からも優しさを感じるでしょう。

また目次が細かく設定されており、自分に当てはまりそうな項目を探せるのも良いと思いました。当事者視点から複雑性PTSDを学べるので、支援者にもおすすめできる一冊です。

生きづらさの正体は、からだが知っている

著者藤本 昌樹
エッセイ・イラストあらいぴろよ
出版社星和書店
ページ数184ページ
大きさ縦:21.7cm
横:15.4cm
厚さ:1.1cm
参考価格2,530円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 著者が開発したボディコネクトセラピー(BCT)の考え方と技法を紹介
  • ワークを順番に進めることで、安全に取り組める構成になっている
  • イラストレーター・漫画家のあらいぴろよさんのエッセイも掲載

ボディコネクトセラピー(BCT)を一人で安全に進められるワークブック

『生きづらさの正体は、からだが知っている』は、自分自身で心と身体をケアするためのワークブックです。著者が開発した「ボディ・コネクト・セラピー」の考え方と技法を紹介しています。

この本には全部で32のワークが用意されており、それぞれで具体的なやり方・ポイントを解説しています。順番に進めることで、安全に取り組める構成になっていました。

またイラストレーター・漫画家のあらいぴろよさんのエッセイも掲載されています。自身のトラウマ治療の体験や、回復を感じたことなどが書かれているので参考になるでしょう。

内容もわかりやすく、コンパクトにまとめられていると思います。優しさを感じるような文章で、トラウマや生きづらさを抱えている人でも安心して読める一冊です。

複雑性PTSDの本を読んでみた感想

実際に読んでみると、翻訳本によって読みやすさが異なりますし、アプローチも変わってきます。そのため複雑性PTSDを学びたいなら、複数の書籍を読む必要があるでしょう。

個人的には、複雑性PTSDの当事者が解説している本がわかりやすいと思いました。トラウマ症状や回復までの道のりなど、事細かく書かれているように感じます。

複雑性PTSDの本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

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