今回は「夫婦関係に悩んだときの本」のおすすめをまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの特徴や読んだ感想を紹介しています。
ベストセラーや、夫婦仲改善に役立つコミュニケーション本も紹介しているので、なぜうまくいかないのか、どうしたらよい夫婦関係を築けるのかを学べるでしょう。
自分の気になる本があるか、ぜひ一度チェックしてみてください。
夫婦関係に悩んだときの本のおすすめを紹介
夫婦・カップルの正しいケンカの仕方

| 著者 | ジュリー・S・ゴットマン ジョン・ゴットマン |
| 訳者 | 平田 香苗 |
| 出版社 | Evolving |
| ページ数 | 472ページ |
| 大きさ | 縦:18.8cm 横:13cm 厚さ:2.6cm |
| 参考価格 | 2,970円 |
| 読書時間の目安 | 約5.5時間 |
- 対立を通してパートナーをより深く理解するための方法をまとめた本
- カップル関係の研究を50年続けてきた著者らがデータ・観測結果をもとに解説
- 実践的なことが細かく書かれており、すぐにでも試すことができそうな内容
夫婦で対話ができない・ケンカに発展しやすいと悩む人の力になってくれる
『夫婦・カップルの正しいケンカの仕方』は、対立を通してパートナーをより深く理解するための方法をまとめた本です。50年間の夫婦・カップル関係の研究をもとに解説しています。
具体的には、ケンカに発展する要素を取り上げたうえで、正しいケンカの仕方を紹介するような構成になっていました。対立中のカップルに関するデータや観測結果も掲載されています。
読んでみると実践的なことが細かく書かれており、すぐに試すことができそうだと感じます。また巻末にはクイックガイドがあるので、ポイントを整理する際にも役立つでしょう。
個人的には、長年対立してきた夫婦が一歩前進するためのヒントを得られるような内容だと思いました。二人で対話ができない・ケンカに発展しやすいと悩む人の力になってくれる一冊です。
夫婦・カップルのためのアサーション

| 著者 | 野末 武義 |
| 出版社 | 金子書房 |
| ページ数 | 207ページ |
| 大きさ | 縦:約20cm 横:約13cm 厚さ:約1.5cm |
| 参考価格 | 1,980円 |
| 読書時間の目安 | 約2時間 |
- 悩みを抱えた夫婦を長年支援している著者が解説した本
- 家族心理学やカップルセラピーの知見をもとに書かれている
- 2人の関係性を育てる方法としてアサーションを紹介
パートナーとのコミュニケーションで役立つ「アサーション」を学べる
『夫婦・カップルのためのアサーション』は、パートナーとのコミュニケーションに関する問題や取り組み方をまとめた本です。悩みを抱えた夫婦を長年支援している著者が解説しています。
内容は、家族心理学やカップルセラピーの知見をもとに書かれています。また2人の関係性を育てる方法として、アサーションという考え方が紹介されていました。
自己表現の仕方についても詳しく説明されているので、日常でも実践しやすいと思います。具体例もわかりやすく、お互いのコミュニケーションを見直すきっかけになるでしょう。
結婚している夫婦だけでなく、これから結婚や再婚を考えている人にとっても役立つと思います。自分もパートナーも大切にするスキルを身につけるためにも、ぜひ読んでほしい一冊です。
ベスト・パートナーになるために

| 著者 | ジョン グレイ |
| 訳 | 大島 渚 |
| 出版社 | 三笠書房 |
| ページ数 | 253ページ |
| 大きさ | 縦:14.99cm 横:10.41cm 厚さ:1.78cm |
| 参考価格 | 869円 |
| 読書時間の目安 | 約2時間 |
- 男女を「別々の星からやってきた異星人」として説明
- 紹介されている台詞・実例など共感できる内容が多い
- 具体的なテクニックも男性目線・女性目線で書かれている
相手のことがわからない、話が通じないと悩む男女におすすめの恋愛心理学本
『ベスト・パートナーになるために』は、男女のコミュニケーションのコツをまとめた世界的ベストセラーの恋愛心理学本です。アメリカの著名な心理学者であるジョン・グレイ博士が解説しています。
この本では、男性と女性を「別々の星からやってきた異星人」としているのが特徴です。そのうえで相手の性格と本質を知り、対処法を学ぶことの大切さを説明していました。
実際に読んでみると、紹介されている台詞・実例など、共感できる内容が多いと思います。また異性を動かすための具体的なテクニックも参考になるでしょう。
両者の目線から書かれているので、男性・女性どちらにもおすすめできる恋愛心理学本です。相手のことがわからない、話が通じないと感じている人は、ぜひ一度読んでみてください。
カップルセラピーの教科書 上 ふたりのキッチン編

| 著者 | 三田村 仰 |
| 出版社 | 日本評論社 |
| ページ数 | 328ページ |
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.9cm 厚さ:1.5cm |
| 参考価格 | 3,520円 |
| 読書時間の目安 | 約4.5時間 |
- カップルセラピーの歴史・研究・代表的なプログラムを解説したテキスト
- 章ごとにポイントの説明があり、巻末には人物紹介の項目が載っている
- 勉強しやすい構成になっているので教科書としても使いやすい
カップルセラピーの難しさと可能性を感じられる本格的なテキスト
『カップルセラピーの教科書 上 ふたりのキッチン編』は、二人の関係性の変化に注目する「カップルセラピー」の基礎知識が、丁寧にまとめられているテキストです。立命館大学の三⽥村仰教授が解説しています。
具体的にはカップルセラピーの歴史・研究・代表的なプログラムについて、架空事例やデータとともに紹介されていました。章ごとにポイントの説明があり、巻末には人物紹介の項目が載っているのも良いと思います。
また拾い読みができる構成なので、気になる部分を先に読んでも問題ありません。文中に出てくるキーワードも、どの章に書かれているのか分かるようになっており、教科書としても使いやすいでしょう。
実際に読んでみると、個人を対象とする心理療法とは違った難しさが、カップルセラピーにはあることを学べます。それと同時に、カップルセラピーの可能性を感じるような一冊でした。
カップルセラピーの教科書 下 ブロッコリーの花言葉編

| 著者 | 三田村 仰 |
| 出版社 | 日本評論社 |
| ページ数 | 344ページ |
| 大きさ | 縦:21cm 横:14.9cm 厚さ:1.6cm |
| 参考価格 | 3,520円 |
| 読書時間の目安 | 約5時間 |
- 上巻から続く構成で代表的なカップルセラピーの特徴・違いを解説
- 日本文化に触れながら、日本のカップルセラピーについてまとめている
- 著者自身が開発・効果検証を行った「文脈的カップルセラピー」も紹介
日本におけるカップルセラピー研究と、そのプログラムを学べる一冊
『カップルセラピーの教科書 下 ブロッコリーの花言葉編』は、上巻の続きである14章から始まります。代表的なプログラムだけでなく、日本のカップルセラピーについても書かれているのが特徴です。
実際に読んでみると、各理論におけるカップル関係の捉え方・支援の仕方など、それぞれの違いが丁寧に書かれていました。そのうえで日本のカップルにも適用できるのかを、日本文化に触れながら説明しています。
また著者自身が開発し、効果検証を行った「文脈的カップルセラピー」の項目もあります。日本初のカップルセラピーのプログラムで、基本原理や手立ても詳しく書かれているのでチェックしてみると良いでしょう。
個人的には東洋と西洋の思想から、カップルセラピーの目指す方向をまとめているのが印象的でした。「カップル関係の支援」を考える際に役立つので、上巻と合わせて読んでみてください。
夫婦関係に悩んだときの本を読んでみた感想
実際に読んでみると、心理学の視点から、なぜうまくいかないのか、どうしたらよい夫婦関係を築けるのかを解説している本がたくさんありました。
また「相手の話を聞きましょう」というのではなく、実践的なコミュニケーション方法が詳しく書かれているように感じます。
特に「アサーション」の考え方は、夫婦仲を改善するきっかけにもなるように思いました。夫婦関係に悩んだときには、ぜひここで紹介したおすすめの本を参考にしてみてください。




