ストレス解消本のおすすめ11選!人気ベストセラーや発散方法をまとめた本も

行動心理学本のおすすめ

仕事・家庭・人間関係など、すべての人間が何かしらのストレスを抱えているため、ストレス解消・発散に役立つ本も人気を集めています。

しかしストレス解消本によって、書かれていることはさまざまです。そのため、どのような本が自分に合っているのか、迷ってしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、ストレス解消本のおすすめをまとめてみました。人気ベストセラーや発散方法をまとめた本など、全冊読んでそれぞれの特徴を解説しています。

ストレス解消本を探すときには、ぜひここで紹介するおすすめを参考にしてみてください。

目次-クリックで該当箇所に移動-

ストレス解消本のおすすめの選び方

イラストや図解があると読みやすい!読書が苦手な人にもぴったり

ストレス解消本を読んでみると、脳の構造やホルモンに関する用語がよく出てきます。文章だけで「セロトニンが〜」などと解説されていても、内容が難しいと感じてしまうでしょう。

そのため最初に読むなら、イラストや図解付きのストレス解消本をおすすめします。ストレスが生じる仕組みや、専門用語の意味も理解しやすくなるはずです。

ストレス解消本によっては、見開きで片方が図解、もう片方が解説ページになっているものもありました。文字数も少なめなので、読書の習慣がない初心者でも読みやすいと思います。

ストレス解消法はさまざま!自分が興味を持てそうな内容を探す

運動・食事・睡眠をはじめ、ストレス解消法の種類はたくさんあります。本によっては、100種類以上の方法がまとめられおり、それぞれ簡潔に紹介されていました。

たとえばヨガ・ストレッチは、自宅で気軽にできるので良いと思います。また自律神経の整え方や、マインドフルネスに焦点を当てたストレス解消本も、参考になるのでおすすめです。

すべてやる必要はありませんが、もし気になるストレス解消法があれば、本を読んで試してみると良いでしょう。継続することで、ストレスとの向き合い方が変わるかもしれません。

著者の専門分野を確認!複数のストレス解消本を読むのもおすすめ

ストレス解消本を探すときには、著者情報を確認することも大切です。精神科医・心理学者・カウンセラーなど、さまざまな経歴を持つ人が出版しています。

そのため参照しているデータや、ストレス解消方法もそれぞれ異なります。自分に合うものを探すためにも、複数のストレス解消本を読んでみると良いでしょう。

なかには、有名人やライターが書いているストレス解消本もありました。ただし専門家ではない分、以下のポイントに注意して選んでみてください。

・口コミで高く評価されているか
・専門家が監修をしているか
・本文中に根拠のあるデータが使われているか

おすすめのストレス解消本を紹介

精神科医が教えるストレスフリー超大全

精神科医が教えるストレスフリー超大全
著者樺沢 紫苑
出版社ダイヤモンド社
ページ数344ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.4cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 精神科医が著者のストレス解消本
  • 日常のあらゆるストレスをテーマに解説
  • 心理学や脳科学の視点からも書かれている

人気ベストセラーのストレス解消本で口コミでも高評価

『精神科医が教えるストレスフリー超大全』は、ストレス解消本のなかでも人気で、口コミで高く評価されています。著者は数々のベストセラー本を生み出している、樺沢紫苑先生です。

この本では仕事・子育て・介護など、日常のあらゆるストレスをテーマに解説しています。著者の臨床経験だけでなく、精神医学・心理学・脳科学の視点からも書かれていました。

本は少し厚めですが、文中にはイラストや図表もあって、読みづらさは感じません。また学びたい人向けに、おすすめの本や映画などが紹介されているのも良いと思いました。

眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話

眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話
監修ゆうきゆう
出版社日本文芸社
ページ数127ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:0.9cm
参考価格935円
読書時間の目安約50分
本のおすすめポイント
  • 精神科医が監修したストレス解消本
  • 見開きで項目ごとに図解・解説がある
  • ページ数が少ないのですぐに読み終わる

ストレスの仕組みをわかりやすく解説した本

『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』は、精神科医のゆうきゆう先生が監修しているストレス解消本です。ストレスの仕組みについて、簡潔に説明されています。

またすべての項目にイラストがあり、見開きで左ページが図解、右ページが解説という構成になっています。文字数も少なく、すぐに読み終わるボリュームでしょう。

個人的にはSNSのストレスや、男女別のストレス発散法にも触れられているのが良いと思いました。難しい言葉も使われていないので、初心者にもおすすめできる一冊です。

最高の体調

最高の体調
著者鈴木祐
出版社クロスメディア・パブリッシング
ページ数288ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13.2cm
厚さ:1.8cm
参考価格1,628円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 進化医学の視点から体の不調を解説
  • 実践方法が具体的でわかりやすい
  • 一般的なストレス本とは異なる内容で面白い

現代人が抱える「文明病」からの脱却を目指した一冊

『最高の体調』は、サイエンスライターの鈴木 祐さんが執筆しています。進化医学の視点から、体のコンディションを整える方法をまとめているのが特徴です。

この本では、現代人が抱えている体の不調を「文明病」としています。その理由を科学的根拠をもとに解説しつつ、問題を解決するための実践方法を紹介していました。

また実践方法も具体的で、摂取したい乳酸菌や抗菌グッズの注意点など、わかりやすく紹介されています。よくあるストレス解消本とは異なる内容で、読んでみると面白いでしょう。

ちなみにストレスについては、第5章で触れられていました。イラストなどは特にありませんが、読みやすい本だと思うのでぜひチェックしてみてください。

※この本には「死」をテーマにした章もあるので、人によっては避けた方が良いかもしれません。

超ストレス解消法

超ストレス解消法
著者鈴木 祐
出版社鉄人社
ページ数320ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.7cm
厚さ:2.1cm
参考価格1,540円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 厳選された100個のストレス解消法を紹介
  • 研究機関が実証したデータをもとに説明
  • 数ページ程度で関係にまとめられている

ストレス解消法ごとにレーダーチャートで評価されている

『超ストレス解消法』では、全部で100個のストレス解消法が紹介されています。一流の研究機関が実証したデータをもとに、解説されているのが特徴です。

また方法ごとに、手軽さ・即効性・効果の高さ・持続時間・科学的な信頼度をレーダーチャートで評価しています。それぞれ2〜4ページ程度で、簡潔にまとめられていました。

どれも実践しやすく、自分に合った方法を見つけられるでしょう。ストレスが生じる仕組みなどは書かれていませんが、文字数は少なく、イラストや写真もあるので読みやすいと思います。

無(最高の状態)

無(最高の状態)
著者鈴木祐
出版社クロスメディア・パブリッシング
ページ数286ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13.2cm
厚さ:2cm
参考価格1,628円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 自己が生み出す問題の克服方法を解説
  • 紹介されているトレーニングの種類も多い
  • 瞑想のデメリットや注意点も紹介している

不安や心配から来るストレスをすっきりさせたい人におすすめ

『無(最高の状態)』は、自己が生み出す苦しみに焦点を当てて、その克服方法をまとめた本です。Amazonのレビュー件数も多く、口コミで高く評価されています。

内容自体は、マインドフルネスと瞑想のことが書かれています。トレーニングの種類も多く、実際に進めるときの手順が巻末に載っているのも良いと思いました。

マインドフルネスや宗教の専門用語も出てきますが、科学的な根拠をベースにして、丁寧にまとめられています。途中に出てくる禅僧の話も面白く、初心者でも読みやすいでしょう。

また瞑想のメリットだけでなく、デメリットや注意点にも触れられています。不安や心配事で頭がいっぱいになり、ストレスを感じてしまう人にはおすすめできる一冊です。

メンタルにいいこと超大全

メンタルにいいこと超大全
著者トキオ・ナレッジ
出版社宝島社
ページ数336ページ
大きさ縦:18.3cm
横:13cm
厚さ:2.6cm
参考価格880円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 実践方法の種類が多く紹介されている
  • 各項目ごとにイラストや図解がある
  • 「メンタルヘルスMEMO」も参考になる

数多くのストレス発散方法を図解でまとめた一冊

『メンタルにいいこと超大全』は、手軽に実践できるストレスのリセット術をまとめた本です。全部で128の項目があり、それぞれ2〜4ページ程度で簡潔に説明されています。

第1章では、ストレスの生じる仕組みが解説されていました。ストレスの正体や種類についても書かれており、ストレスが完全に悪いものではないことがわかるでしょう。

第2章以降は、ストレスフリーのコツが数多くまとめられています。自律神経の整え方をはじめ、さまざまな方法が紹介されているので、きっと自分に合うやり方が見つかりますよ。

専門家が著者ではありませんが、内容はとてもわかりやすいと思いました。ページ数は多めですが文字数は少なく、各項目ごとにイラストや図解があるので、初心者にもおすすめできるストレス解消本です。

嫌われる勇気

嫌われる勇気
著者岸見一郎
古賀史健
出版社ダイヤモンド社
ページ数296ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13.1cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • アドラー心理学の名著とも呼べる一冊
  • Amazonの口コミでも高評価
  • ストーリーが面白いので読みやすい

人間関係のストレスで悩んでいる人におすすめ

『嫌われる勇気』は、Amazonの口コミでも高く評価されている人気ベストセラーです。アドラー心理学が有名になったきっかけの本でもあります。

アドラー心理学では、「すべての悩みは対人関係の悩み」としています。人との関わり方に役立つ考え方も書かれているので、人間関係のストレスがある人は読んでみると良いでしょう。

内容はアドラー心理学に詳しい哲人と、それを論破しようとする青年との対話形式になっています。議論を交わすにつれて、青年がヒートアップしていく様子が印象的でした。

ストーリーも面白く、初心者でもスラスラ読めるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]

脳疲労が消える 最高の休息法
著者久賀谷亮
出版社ダイヤモンド社
ページ数140ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約1.5時間
CDの内容Track01:マインドフルネス呼吸法
Track02:ムーブメント瞑想
Track03:ブリージングスペース
Track04:モンキーマインド解消法
Track05:RAIN
Track06:ボディスキャン
Track07:メッタ
本のおすすめポイント
  • 日常生活に応用できるメリットがある
  • マインドフルネスを脳科学の視点で解説
  • 図解がわかりやすくて実践しやすい

ストレス解消に役立つ「マインドフルネス」の理解を深められる

『脳疲労が消える 最高の休息法』は、脳科学の視点で、マインドフルネスがまとめられている本です。著者は臨床医としても活躍しています。

マインドフルネスとは「今という瞬間や体験に注意を向けて、それをありのままに受け入れること」を意味する言葉です。世界大手のGoogleが導入していることもあり、注目を集めています。

読んでみると、イラスト付きの図解や表がわかりやすいと思いました。また文章中に、太文字・赤字が使われているので、重要なポイントもしっかり確認できるのが特徴です。

「頭がスッキリしない」「寝て起きたのに疲れている」など、ストレスによる不調を感じている人にはぴったりだと思います。

マインドフルネス瞑想入門

マインドフルネス瞑想入門
著者吉田昌生
出版社WAVE出版
ページ数144ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約1.5時間
CDの内容【朝の瞑想】
Track-1:準備
Track-2:基本姿勢
Track-3:呼吸法
Track-4:マインドフルネス瞑想
【日常生活の瞑想】
Track-5:歩く瞑想
Track-6:食べる瞑想
【3分でできるミニ瞑想】
Track-7:感情を感じる
Track-8:呼吸に集中する
Track-9:何もしない
【祈りの瞑想】
Track-10:感謝の瞑想
Track-11:慈悲の瞑想
【夜の瞑想】
Track-12:ハミング瞑想
Track-13:ボディスキャン
Track-14:全身で呼吸する
Track-15:観察瞑想
本のおすすめポイント
  • 瞑想方法についてまとめた本
  • 座り方や手の位置などもわかりやすい
  • CD付きで聴きながら実践できる

瞑想のやり方が詳しくまとめられている一冊

『マインドフルネス瞑想入門』には、1日10分でできる瞑想方法が紹介されています。瞑想の効果・やり方・ポイントなども、わかりやすく解説されていました。

内容も読みやすく、初心者でも実践しやすいと思います。またCDがついているので、うまく瞑想できないという人は、聴きながらやってみると良いでしょう。

ストレス発散だけでなく、気持ちを落ち着けたり、集中力を上げたりするために、瞑想をしている人もいます。イラストもあるので、座り方・手の位置なども参考にしてみてください。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
著者武田友紀
出版社飛鳥新社
ページ数240ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13.2cm
厚さ:1.7cm
参考価格1,324円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 日本で少ないHSP専門カウンセラーが著者
  • HSPの特徴や対象法なども解説
  • さまざまな体験談も紹介している

自分がHSPだと思っている人におすすめのストレス解消本

自分がHSP(とても繊細な人)だと思う人におすすめしたいのが、この本です。

文字数は少なめで、HSPの診断や特性についても簡潔にまとめられています。内容もイラスト付きでわかりやすく、初心者にもぴったりでしょう。

またHSPの体験談が、多く紹介されているのも、人気の理由のひとつです。口コミを見ても、「共感できる」と高く評価されていました。

HSPの考え方・対処法なども、ストレスとの向き合い方として参考になると思います。

マインドフルネスストレス低減法

マインドフルネスストレス低減法
著者ジョン・カバットジン
春木豊
出版社北大路書房
ページ数408ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.8cm
厚さ:2.5cm
参考価格2,420円
読書時間の目安約10時間
本のおすすめポイント
  • 瞑想方法や呼吸法などが丁寧に解説されている
  • 文字数は多めだが姿勢のイラストなどもある
  • 著者はマインドフルネスを体系化したジョン・カバットジン

瞑想のストレス軽減効果をまとめた名著

『マインドフルネスストレス低減法』では、瞑想によるストレス軽減の方法・効果などがまとめられています。著者はマインドフルネスを体系化した、ジョン・カバットジンです。

日常生活でも実践できる簡単なエクササイズや、8週間プログラムの詳細なども書かれています。文字数は多めですが、瞑想するときの姿勢などはイラスト付きでわかりやすいでしょう。

実戦向きの内容なので、ストレス発散をしたい人はぜひ試してみてください。プログラム参加前後の血圧データ・睡眠グラフなども興味深いと思います。

ストレス解消・発散のおすすめ本・人気ベストセラーまとめ

今回はストレス解消本のおすすめを紹介しました。

現在はストレスの解消・発散法をまとめた本が数多く出版されています。しかし本によって、書かれていることはさまざまなので、自分に合うものを選ぶことが大切です。

ストレス解消本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

目次-クリックで該当箇所に移動-