ジャーナリング本のおすすめ3選!人気書籍やノート形式で書き込める本も

ジャーナリング本のおすすめ

「書く瞑想」とも呼ばれ、さまざまな効果を期待できるジャーナリング。自己理解を深めることができ、Googleなどの企業も導入していることから、いま注目を集めています。

しかし本によって、制限時間や書くテーマなど、具体的なやり方は異なります。そのため、どのジャーナリング本が良いのか、迷ってしまう人もいるでしょう。

ジャーナリングノートとペン

そこで今回は、ジャーナリング本のおすすめをまとめてみました。心理カウンセラーが全冊購入して、それぞれの特徴を解説しています。

また実際に読んだ感想も紹介しています。それぞれのやり方も簡単に解説しているので、ジャーナリング本のおすすめを探すときには参考にしてみてください。

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ジャーナリングとは?

そもそもジャーナリングとは、思い浮かんだ言葉をありのまま書き出すという方法です。頭と心を整理することができ、自己理解も深められます。

また書くという作業に意識を向けるため、マインドフルな状態にもなれます。そのためジャーナリングを継続すると、集中力の向上・睡眠の質の改善などを期待できるでしょう。

  • ストレス耐性の向上
  • 免疫力の向上
  • 睡眠の質の改善
  • 不安の減少
  • 集中力の向上

その効果が注目され、今ではさまざまなジャーナリング本が出版されています。紙とペンがあればできるので、やり方が簡単なところも特徴のひとつです。

ジャーナリング本のおすすめの選び方

ジャーナリングのやり方は本によって異なる

まず覚えておいてほしいのは、ジャーナリングのやり方が、本によって微妙に違うことです。基本的な部分は同じですが、特に制限時間などは異なります。

たとえば初心者でも簡単にできるように、1つのテーマに対して5分と書かれている本もあります。一方で自己理解を深めるために、15分と書かれている本もありました。

そのため1冊だけでなく、複数のジャーナリング本を読むのが良いでしょう。あくまでも内容は参考程度にしつつ、自分に合う方法を探してみるのがおすすめです。

テーマや具体例が書かれていると理解しやすい

ジャーナリングでは、1回で1つのテーマについて書き出します。具体的には、自分・仕事・人間関係のことや、1日の振り返りなどさまざまです。

そのため、お題のテンプレートがたくさん書かれている本を選ぶと、内容に困らないでしょう。ジャーナリングは継続する必要があるので、テーマ例は多いほど役立ちます。

なかには、実際にジャーナリングをした人の内容が紹介されている本もありました。どのように書けばいいのかがわかるので、初めての人でも理解しやすいと思います。

直接書き込めるジャーナリング本もおすすめ

ジャーナリング本によっては、ノート形式になっているタイプもあります。

本来ジャーナリングを実践する際には、紙や手帳が必要です。しかしノート形式になっているジャーナリング本なら、直接書き込むことができます。

またその日のお題も決まっているので、テーマで悩むこともないでしょう。ジャーナリング初心者にはおすすめなので、ぜひ一度チェックしてみてください。

おすすめのジャーナリング本を紹介

書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される

書く瞑想
著者古川武士
出版社ダイヤモンド社
ページ数256ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13.3cm
厚さ:1.9cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • やり方がわかりやすくてイメージしやすい
  • 実践した人の口コミや内容も確認できる
  • 書くタイミングや習慣化のコツも解説

やり方がわかりやすいのでジャーナリング初心者にもおすすめ

『書く瞑想』は、1日15分かけて、気持ちを書き出すことの大切さが書かれています。直接書き込めるものではなく、効果・やり方などをまとめたジャーナリング本です。

実践した人の口コミや、その人が書いた内容も確認できるので、具体的にイメージしやすいでしょう。また書くタイミングや習慣化のコツなども解説されており、ジャーナリング初心者にもおすすめします。

巻末では、具体的な方法がひと目でわかるようになっていました。自分が実験するときは、そこだけ読めば理解できますし、内容の振り返りにもなります。

「手で書くこと」が知性を引き出す

「手で書くこと」が知性を引き出す
著者吉田 典生
出版社文響社
ページ数192ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.2cm
参考価格1,188円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 論文や研究データをもとに効果を解説
  • 臨床的な活用方法も紹介している
  • テーマ例が多くジャーナリングの参考になる

ジャーナリングを深く理解したい人におすすめの本

『「手で書くこと」が知性を引き出す』では、論文や研究データをもとに、ジャーナリングの効果が解説されています。臨床的な活用方法なども、詳しくまとめられているのが特徴です。

やり方は1回5分をおすすめしており、本の後半が直接書き込めるワークブック形式になっています。ジャーナリングのお題は全24個ですが、その他のテーマ例もたくさんあるので、自分でやるときも参考になるでしょう。

また振り返り用のページや、ワンポイントアドバイスもあって、実践しやすいと思いました。ジャーナリングを深く理解できるので、ぜひチェックしてみてください。

心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネスノート

心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネスノート
著者木蔵シャフェ君子
荻野淳也
出版社日本能率協会マネジメントセンター
ページ数256ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • ノート形式のジャーナリング本
  • 8週間のプログラムになっている
  • 1日1ずつ進めるので継続しやすい

ノートとして実際に書き込めるジャーナリング本

『心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネスノート』は、ワークブック形式になっているジャーナリング本です。

左ページにジャーナリングのお題(テーマ)があり、右ページに書き込める仕組みになっています。テーマの数は全56個で、1日1つずつ進めるという内容です。

そのため、ジャーナリングを無理なく継続できるでしょう。実際に書いてみると、「こんなことを思っていたんだ」という新しい気づきが得られます。

制限時間は5分で設定されていますが、人によってはもう少し時間をかけて、ゆっくり進めてみるのもおすすめです。

ジャーナリングのおすすめ本まとめ

今回はジャーナリング本のおすすめをまとめてみました。

ジャーナリングを継続すると、さまざまな効果を期待できます。しかし本によって、制限時間や書くテーマなどが異なるので、選ぶときには注意が必要です。

そのため、口コミを確認しながら、自分に合いそうなジャーナリング本を選ぶのが良いでしょう。気になる書籍は、試し読みをしてみるのもおすすめです。

ジャーナリング本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

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