ジャーナリング本のおすすめ5選!人気書籍やノート形式で書き込める本も

ジャーナリング本のおすすめ

「書く瞑想」とも呼ばれ、さまざまな効果を期待できるジャーナリング。自己理解を深めることができ、Googleなどの企業も導入していることから、いま注目を集めています。

しかし本によって、制限時間や書くテーマなど、具体的なやり方は異なります。そのため、どのジャーナリング本が良いのか、迷ってしまう人もいるでしょう。

ジャーナリングノートとペン

そこで今回は、ジャーナリング本のおすすめをまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの特徴を解説しています。

また実際に読んだ感想も紹介しています。それぞれのやり方も簡単に解説しているので、ジャーナリング本のおすすめを探すときには参考にしてみてください。

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ジャーナリングとは?

そもそもジャーナリングとは、思い浮かんだ言葉をありのまま書き出すという方法です。頭と心を整理することができ、自己理解も深められます。

また書くという作業に意識を向けるため、マインドフルな状態にもなれます。そのためジャーナリングを継続すると、集中力の向上・睡眠の質の改善などを期待できるでしょう。

  • ストレス耐性の向上
  • 免疫力の向上
  • 睡眠の質の改善
  • 不安の減少
  • 集中力の向上

その効果が注目され、今ではさまざまなジャーナリング本が出版されています。紙とペンがあればできるので、やり方が簡単なところも特徴のひとつです。

ジャーナリング本のおすすめの選び方

ジャーナリングのやり方は本によって異なる

本によるジャーナリングのやり方の違い

まず覚えておいてほしいのは、ジャーナリングのやり方が、本によって微妙に違うことです。基本的な部分は同じですが、特に制限時間などは異なります。

たとえば初心者でも簡単にできるように、1つのテーマに対して5分と書かれている本もあります。一方で自己理解を深めるために、15分と書かれている本もありました。

そのため1冊だけでなく、複数のジャーナリング本を読むのが良いでしょう。あくまでも内容は参考程度にしつつ、自分に合う方法を探してみるのがおすすめです。

テーマや具体例が書かれていると理解しやすい

お題・テーマの具体例が書かれているジャーナリング本の特徴

ジャーナリングでは、1回で1つのテーマについて書き出します。具体的には、自分・仕事・人間関係のことや、1日の振り返りなどさまざまです。

そのため、お題のテンプレートがたくさん書かれている本を選ぶと、内容に困らないでしょう。ジャーナリングは継続する必要があるので、テーマ例は多いほど役立ちます。

なかには、実際にジャーナリングをした人の内容が紹介されている本もありました。どのように書けばいいのかがわかるので、初めての人でも理解しやすいと思います。

直接書き込めるジャーナリング本もおすすめ

直接書き込めるジャーナリング本の特徴

本来ジャーナリングを実践する際には、紙やノートが必要です。しかし書き込む用のページがあるジャーナリング本なら、そのまま直接書き込めます。

またその日のお題も決まっているので、テーマで悩むこともないでしょう。ページをコピーしておけば、繰り返し使うこともできますよ。

ジャーナリング初心者にはおすすめなので、ぜひ一度チェックしてみてください。

おすすめのジャーナリング本を紹介

書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される

書く瞑想
著者古川武士
出版社ダイヤモンド社
ページ数256ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13.3cm
厚さ:1.9cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • やり方がわかりやすくてイメージしやすい
  • 実践した人の口コミや内容も確認できる
  • 書くタイミングや習慣化のコツも解説

やり方がわかりやすいのでジャーナリング初心者にもおすすめ

『書く瞑想』は、1日15分かけて、気持ちを書き出すことの大切さが書かれています。直接書き込めるものではなく、効果・やり方などをまとめたジャーナリング本です。

実践した人の口コミや、その人が書いた内容も確認できるので、具体的にイメージしやすいでしょう。また書くタイミングや習慣化のコツなども解説されており、ジャーナリング初心者にもおすすめします。

巻末では、具体的な方法がひと目でわかるようになっていました。自分が実験するときは、そこだけ読めば理解できますし、内容の振り返りにもなります。

「手で書くこと」が知性を引き出す

「手で書くこと」が知性を引き出す
著者吉田 典生
出版社文響社
ページ数192ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.2cm
参考価格1,188円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 論文や研究データをもとに効果を解説
  • 臨床的な活用方法も紹介している
  • テーマ例が多くジャーナリングの参考になる

ジャーナリングを深く理解したい人におすすめの本

『「手で書くこと」が知性を引き出す』では、論文や研究データをもとに、ジャーナリングの効果が解説されています。臨床的な活用方法なども、詳しくまとめられているのが特徴です。

やり方は1回5分をおすすめしており、本の後半が直接書き込めるワークブック形式になっています。ジャーナリングのお題は全24個ですが、その他のテーマ例もたくさんあるので、自分でやるときも参考になるでしょう。

また振り返り用のページや、ワンポイントアドバイスもあって、実践しやすいと思いました。ジャーナリングを深く理解できるので、ぜひチェックしてみてください。

心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネスノート

心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネス・ノート
著者木蔵シャフェ君子
荻野淳也
出版社日本能率協会マネジメントセンター
ページ数256ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • ノート形式のジャーナリング本
  • 8週間のプログラムになっている
  • 1日1ずつ進めるので継続しやすい

ノートとして実際に書き込めるジャーナリング本

『心のモヤモヤを書いて消すマインドフルネスノート』は、ワークブック形式になっているジャーナリング本です。

左ページにジャーナリングのお題(テーマ)があり、右ページに書き込める仕組みになっています。テーマの数は全56個で、1日1つずつ進めるという内容です。

そのため、ジャーナリングを無理なく継続できるでしょう。実際に書いてみると、「こんなことを思っていたんだ」という新しい気づきが得られます。

制限時間は5分で設定されていますが、人によってはもう少し時間をかけて、ゆっくり進めてみるのもおすすめです。

13歳からのジャーナリング

13歳からのジャーナリング
監修藤本 志乃
出版社メイツ出版
ページ数128ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1cm
参考価格1,892円
読書時間の目安約30分
本のおすすめポイント
  • 勉強や部活のこと書いた活用例を掲載
  • ストレスについても詳しく解説されている
  • 書きづらい場合のテーマや活用も紹介されている

中高生にジャーナリングを教えるときにも役立つ本

『13歳からのジャーナリング』は、カウンセリングルーム Le:selfの代表で、公認心理師の藤本志乃さんが監修しています。中高生向けに、ジャーナリングを解説しているのが特徴です。

ジャーナリングの回数・時間などの指定はありませんが、テーマはいくつか紹介されています。勉強や部活のこと書いた活用例も載っているので、書き方に困ったときは参考になるでしょう。

またストレスについて詳しく書かれており、その知識も身につけられると思います。内容も読みやすく、中高生にジャーナリングを教えるときにも役立つのでぜひチェックしてみてください。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。
著者ジュリア・キャメロン
菅 靖彦
出版社サンマーク出版
ページ数399ページ
大きさ縦:17.6cm
横:11.7cm
厚さ:1cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 12週間で創造性を回復することを目的にした本
  • 毎週実施する課題やエクササイズを紹介
  • 実践方法もシンプルでわかりやすい

創造性を回復するためにジャーナリングを紹介しているのが特徴

『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』は、創造的に生きるための方法をまとめたロングセラーです。12週間で創造性を回復することをテーマにしており、毎週実施する課題やエクササイズを紹介しています。

そして実践方法のひとつとして、ジャーナリングのようなやり方が書かれていました。朝に手書きの文章を書くという内容で、本文中では「モーニング・ページ」という言葉が使われています。

もう一つ、自分のための時間を作る「アーティスト・デート」という方法も説明しています。一日一時間程度でできるワークなので、そこまで難しくはないでしょう。

ページ数は多めで読み応えもありますが、自分らしく過ごすために役立つような内容だと思います。創造性が求められるアーティストにはもちろん、それ以外の人にもおすすめできる一冊です。

ジャーナリングのおすすめ本まとめ

今回はジャーナリング本のおすすめをまとめてみました。

ジャーナリングを継続すると、さまざまな効果を期待できます。しかし本によって、制限時間や書くテーマなどが異なるので、選ぶときには注意が必要です。

そのため、口コミを確認しながら、自分に合いそうなジャーナリング本を選ぶのが良いでしょう。気になる書籍は、試し読みをしてみるのもおすすめです。

ジャーナリング本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

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