心理学本のおすすめ32選!人気ベストセラーや初心者向けでわかりやすい名著も

心理学本のおすすめ

心理学本には、名著と呼ばれるような人気ベストセラーが数多くあります。日常生活に応用できる内容もあり、興味を持つ人も増えているのが特徴です。

たとえば人間関係に関する心理学本なら、ビジネスや恋愛でも役立つでしょう。また漫画形式で面白い本や、高校生や大学生でもわかりやすい本などもあります。

そこで今回は、心理学本のおすすめをまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの特徴を解説しています。

心理学本のおすすめ

また読みやすさについては、実際にかかった時間をもとに、ランキング形式で評価しています。

初心者向けから専門書まで解説しているので、心理学のおすすめ本を探す際には、ぜひ参考にしてみてください。

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心理学本のおすすめの選び方

初心者向けの心理学本なら学生でもわかりやすい

初心者向けの心理学本の選び方

初心者向けの心理学本は、幅広いジャンルの心理学が掲載されており、簡潔でわかりやすいのが特徴です。また具体的な実験内容などが、イラスト付きで解説されている本もあります。

そのため心理学用語や、有名な心理学者について学びたい人にはぴったりでしょう。難しい言葉も使われていないので、スラスラ読めると思います。

特に心理学に興味のある高校生・大学生にはおすすめです。それがきっかけで、自分が学びたいと思える分野を発見できるかもしれません。

専門書は心理学をより深く勉強したい人におすすめ

心理学の専門書

心理学をより深く勉強したい人には、「〇〇心理学入門」のような専門書がおすすめです。誰が提唱して、どのように発展してきたなど、詳しくまとめられています。

具体的には、以下のような心理学本が出版されています。ほかにもさまざまな専門書があるので、気になる分野があればチェックしてみると良いでしょう。

  • 認知心理学
  • 学習心理学
  • 発達心理学
  • 社会心理学
  • 深層心理学
  • 臨床心理学
  • 教育心理学
  • 犯罪心理学
  • 家族心理学
  • 恋愛心理学
  • ユング心理学
  • フロイト心理学
  • アドラー心理学など

このとき、心理学本の著者情報もチェックしてみてください。専門分野でない人が書いていたり、研究者によって解釈が異なったりするので注意が必要です。

また情報の古い心理学本だと、正しい知識を得られない場合があります。そのため基本的には、最新の心理学本にすることをおすすめします。

日常で使える心理テクニックをまとめた本もある

心理テクニックをまとめた本の特徴

心理学の分野によっては、日常生活に応用できるものもあります。

たとえば行動心理学・認知心理学のような分野は、相手の気持ちを理解する際にも役立ちます。そのため、ビジネスや恋愛のことで悩んでいる人におすすめです。

またマインドフルネスなどの心理学本を読んでおくと、自分でメンタルケアもできます。他人に影響されやすい人や、自信がなくて落ち込みやすい人にはぴったりでしょう。

心理学を学ぶことで考え方が変わったり、人間関係が良くなったりすることもあります。そのため、気になる心理学本があればぜひ読んでみてください。

マンガ形式の心理学本なら読みやすくて面白い

マンガ形式の心理学本の特徴

マンガ形式になっている本は、ストーリーの流れに沿って心理学が解説されており、わかりやすいというメリットがあります。

そのため堅苦しい雰囲気もなく、文章が苦手な人でも読みやすいでしょう。ストーリー自体が面白い心理学本もありますし、時間もそこまでかかりません。

ちなみに、心理学用語の解説ページがついている漫画本もあります。意味を確認しながら読むことで、理解も深めることができます。

心理学の名著や人気ベストセラーは口コミをチェック

心理学の名著・人気ベストセラー本の特徴

心理学本には、人気ベストセラーや世界中で読まれている名著も多くあります。Amazonの評価を調べてみると、何千件という口コミが書かれている本もありました。

そのため購入する前に、一度確認しておくと安心でしょう。本の要約や感想など、詳しくまとめられているレビューは参考になると思います。

ちなみに心理学本によっては、導入から目次あたりまで試し読みもできます。口コミで高評価でも、自分に合うとは限らないので、まずは最初だけ読んでみるのもおすすめです。

人気のある心理学本のおすすめを紹介!

決定版 面白いほどよくわかる!心理学

決定版 面白いほどよくわかる!心理学
著者渋谷昌三
出版社西東社
ページ数288ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:約2cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • フルカラーで初心者向けの心理学本
  • 図解付きで解説もわかりやすい
  • 用語の意味をすぐにチェックできる

心理学用語を勉強したい人におすすめの本

『決定版 面白いほどよくわかる!心理学』は、心理学の歴史や専門用語をわかりやすくまとめた、フルカラーの心理学本です。

本の厚さはありますが、左ページが図解になっているので読みやすいでしょう。教科書のような堅苦しさもなく、解説も丁寧で、初心者向けの内容だといえます。

また重要語句は色分けされており、別ページで説明されている用語をすぐにチェックできるのも特徴のひとつです。

心理テクニックのような解説はないので、学問として心理学を学びたい人におすすめします。

図解 心理学用語大全

図解 心理学用語大全
著者田中 正人
監修齊藤 勇
イラスト玉井 麻由子
出版社誠文堂新光社
ページ数304ページ
大きさ縦:約20cm
横:約13.6cm
厚さ:約2.2cm
参考価格1,980円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 150以上の心理学用語を解説
  • イラストで視覚的に理解できる
  • 内容も簡潔で初心者にもわかりやすい

心理学用語の意味や実験内容をすべてイラストで解説

『図解 心理学用語大全』には、150以上の心理学用語が掲載されています。可愛らしくてわかりやすいイラストが特徴の心理学本です。

それぞれの解説は1〜2ページ程度で、どれも簡潔にまとめられています。用語の意味や実験内容のすべてに図解がついており、視覚的に理解できるのが良いと思いました。

また96人の心理学者をまとめた人物図鑑と年表も参考になるでしょう。心理学の導入としてもおすすめの本なので、初心者や文章を読むのが苦手な人はチェックしてみてください。

心理学 新版

心理学 新版
著者無藤 隆
森 敏昭
遠藤 由美
玉瀬 耕治
出版社有斐閣
ページ数702ページ
大きさ縦:21.2cm
横:14.9cm
厚さ:3.1cm
参考価格4,620円
読書時間の目安約12時間
本のおすすめポイント
  • 大学院1年生くらいまでのレベルに対応
  • 気になる部分をピックアップして読める
  • 文献案内としておすすめの心理学本も紹介

大学で心理学研究をする人には欠かせない一冊

『心理学 新版』は、大学で心理学を学んでいる人におすすめの心理学本です。大学院1年生くらいまでのレベルに対応しており、基本的な知識から専門的な知見まで解説されています。

内容については、認知心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学の分野が中心です。項目ごとに細かく分かれているので、気になる部分をピックアップして読むこともできます。

また各章の最後に、文献案内としておすすめの心理学本が紹介されているのも良いと思いました。図表も適度にあるので、この本があれば用語の意味も整理しやすいでしょう。

ほかの心理学本と比較してもかなり分厚く、目次や索引ページも含めれば700ページを超えます。持ち運びには不便なので、自宅で辞書のように使うのが向いています。

ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門

ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門
編著板口 典弘
相馬 花恵
出版社講談社
ページ数320ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.1cm
参考価格2,640円
読書時間の目安約7時間
本のおすすめポイント
  • 心理学の分野ごとに詳しく解説
  • イラストや図表も掲載されている
  • 専門用語や提唱者の名前の索引もある

心理学の教科書として役立つカラーテキスト

『ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門』は、本というよりも教科書で、心理学について詳しく解説されています。すべてカラーで、イラストや図表も掲載されていました。

内容は心理学の歴史と、学習心理学・生理心理学・知覚心理学・認知心理学・社会心理学・パーソナリティ心理学・臨床心理学・発達心理学・神経心理学です。

特に心理学のテキストのようなものを探している人には、ぴったりの一冊でしょう。専門用語や提唱者の名前の索引もあるので、勉強するときにも役立ちます。

マンガでわかる!心理学超入門

マンガでわかる!心理学超入門
監修ゆうきゆう
出版社西東社
ページ数288ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約2.5cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 精神科医が監修している心理学の漫画本
  • ビジネスや恋愛に役立つ心理学を紹介
  • それぞれの章ごとに解説ページもある

高校生や大学生にもわかりやすい心理学の漫画本

『マンガでわかる!心理学超入門』では、さまざまな心理学が漫画形式で簡潔にまとめられています。精神科医のゆうきゆう先生が監修している心理学本です。

営業の仕事の悩みや人間関係をテーマにした物語なので、ビジネス・恋愛に役立つ心理学が多く紹介されていました。全部で10章に分かれており、それぞれに解説ページもあります。

そのため本が分厚く、結構読み応えもあるように思いました。初心者であれば、漫画の部分だけ読むのもおすすめです。

心理学・入門(改訂版)

心理学・入門(改訂版)
著者サトウ タツヤ
渡邊 芳之
出版社有斐閣
ページ数274ページ
大きさ縦:約18.9cm
横:約13.3cm
厚さ:約1.3cm
参考価格2,090円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 授業でも使われるような心理学本
  • 心理学全体のイメージを掴みやすい
  • 勉強に役立つ書籍もまとめられている

巻末のブックガイドが心理学の勉強に役立つ本

『心理学・入門』は、大学のテキストとしても使われるような心理学本です。心理学の歴史・分野・人物・研究法などが網羅されています。

内容は少し薄いと感じましたが、心理学全体のイメージを掴むにはぴったりの本でしょう。基礎知識をもっていたり、補足説明があったりすれば、より理解しやすいと思います。

また個人的には、巻末にあるブックガイドが便利だと感じました。「心理学の歴史を学びたい人向けの本」「心理学の研究法を知りたい人向けの本」など、数多くの書籍が紹介されています。

そのため心理学の勉強をしたい人にはもちろん、公認心理士を目指す人にもおすすめできる一冊です。

基礎がわかる 心理学の教科書

基礎がわかる 心理学の教科書
著者子安 増生
出版社実務教育出版
ページ数245ページ
大きさ縦:約21cm
横:約14.8cm
厚さ:約1.4cm
参考価格1,870円
読書時間の目安約4時間
本のおすすめポイント
  • 心理学検定のA領域5科目に対応
  • 文や具体例も高校生の視点で書かれている
  • 要点やポイントをしっかり抑えられる

心理学検定に対応している高校生向けのテキスト

『基礎がわかる 心理学の教科書』は、高校生向けに心理学の基礎を解説している本です。本文や具体例も高校生の視点で書かれていますが、大学生や社会人が読んでも問題ない内容だと思います。

重要語句が簡潔にまとめられているテキストなので、要点やポイントをしっかり抑えられるのが特徴です。コラムでは心理学実験の内容や、心理学と関係のある物語・映画なども紹介されていました。

ただ第1章が原理や研究法なので、人によっては「思っていた心理学と違う」「理系っぽい」と感じるかもしれません。抵抗がある場合は、ほかの章から読んでみても良いでしょう。

個人的には、全く心理学の知識がない人よりも、多少勉強している人向けだと思いました。ちなみにこの本は、心理学検定のA領域5科目に対応しているので、心理学検定を受けようと思っている人はぜひチェックしてみてください。

本当にわかる心理学

本当にわかる心理学
著者植木 理恵
出版社日本実業出版社
ページ数240ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約1.5cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 現象・実験・観察・理論・技法に分けて解説
  • 日常生活やビジネスに応用できる内容も
  • 日本人の心理学者も多く紹介されている

研究手法ごとにさまざまな心理学を学べる本

『本当にわかる心理学』は、研究手法ごとに解説されているのが特徴の心理学本です。臨床心理士の植木理恵先生が書いています。

現象・実験・観察・理論・技法のようにグループ分けされているため、ほかの書籍とは違う視点で、心理学を学べると思います。日常生活やビジネスでも役立つでしょう。

臨床心理学・発達心理学など、分野ごとにはまとまっていないので、人によっては読みづらいと感じるかもしれません。ただ日本人の心理学者も多く紹介されており、勉強になると思います。

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室
著者ケリー・マクゴニガル
翻訳神崎 朗子
出版社大和書房
ページ数366ページ
大きさ縦:約15.0cm
横:約10.7cm
厚さ:約1.8cm
参考価格814円
読書時間の目安約4時間
本のおすすめポイント
  • スタンフォード大学の健康心理学者が解説
  • 意志力と関係のある心理学実験を紹介
  • 章ごとに内容の要約と意志力のワークを掲載

意志力をテーマにした人気ベストセラーの心理学本

『スタンフォードの自分を変える教室』は、スタンフォード大学で健康心理学者のケリー・マクゴニガル博士が著者の心理学本です。世界各国で刊行されている、人気ベストセラー本としても知られています。

内容は「意志力」をテーマにしており、全部で10章に分かれています。マシュマロテストやシロクマ実験など、意志力と関係のある心理学実験も多く紹介されているのが特徴です。

また各章の最後には、内容の要約と意志力のワークがまとめられています。まるでスタンフォード大学の講座を受けているような感覚で、面白く読み進められるでしょう。

個人的には、「失敗したときに罪悪感を抱くのではなく、自分を許すこと(自分に対して思いやりをもつこと)の方が誘惑に強くなる」という6章の内容が印象的でした。

やろうと思ってもやる気が出ない、後回しにしがち人には、特におすすめの心理学本です。

人を動かす

人を動かす
著者D・カーネギー
翻訳山口 博
出版社創元社
ページ数320ページ
大きさ縦:15cm
横:10.4cm
厚さ:1.4cm
参考価格880円
読書時間の目安約6時間
本のおすすめポイント
  • 世界中で翻訳されている人気ベストセラー
  • 歴代大統領や心理学者のエピソードを紹介
  • 人間関係を築くうえで重要なことが書かれている

ビジネスに役立つ心理学本としてもおすすめ

『人を動かす』は、世界中で読まれている人気ベストセラー本で、デール・カーネギー氏が執筆しています。歴代大統領や心理学者など、さまざまな偉人のエピソードをもとに解説されているのが特徴です。

人間関係が主なテーマで、人を動かす原則・人に好かれる原則・人を説得する原則・人を変える原則という4つに分かれています。どれも難しいことは言っていないので、日常生活でも実践しやすいでしょう。

文字数が多いので、初心者には抵抗があるかもしれませんが、ためになる内容だと思います。世界を代表する企業の話もあるので、ビジネスに役立つ心理学本を探している人にもおすすめです。

影響力の武器

影響力の武器
著者ロバート・B・チャルディーニ
翻訳社会行動研究会
出版社誠信書房
ページ数492ページ
大きさ縦:19.8cm
横:13.6cm
厚さ:3.2cm
参考価格2,970円
読書時間の目安約8時間
本のおすすめポイント
  • ビジネスにも役立つ人気の心理学本
  • さまざまな社会心理学の実験・事例を紹介
  • 各章にまとめと設問があるので理解が深まる

社会の出来事を科学的に証明した心理学本の名著

『影響力の武器』は、社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ氏が著者の心理学本です。世界中で読まれている名著としても知られています。

見た目はビジネス書のようですが、返報性の原理やフット・イン・ザ・ドア・テクニックなどの心理学用語を用いて、社会の出来事を科学的に解説していました。

また有名な心理学実験や、日常生活で見られる事例も紹介されています。本は分厚く、ページ数もかなり多めですが、読む価値はあるでしょう。

各章にまとめと設問があるのも、特徴のひとつです。ただ読むだけで終わるのではなく、仕組みをしっかり理解できる心理学本だと思います。

限りなく黒に近いグレーな心理術

限りなく黒に近いグレーな心理術
著者メンタリストDaiGo
出版社青春出版社
ページ数256ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約1.7cm
参考価格1,518円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 心理テクニックをショートストーリーで紹介
  • マーカーが引いてあるのでわかりやすい
  • 章ごとに簡単な用語解説もある

ショートストーリーで読みやすいメンタリストDaigoさんの心理学本

『限りなく黒に近いグレーな心理術』は、メンタリストDaigoさんが著者の心理学本です。

全12個のショートストーリーが掲載されており、その中でさりげなく使われている心理テクニックを紹介しています。ストーリー1つに対して、心理テクニックの数は10個程度です。

心理テクニックが使われている箇所には、マーカーが引いてあるのでわかりやすいと思いました。簡単な用語解説もあるので、内容を理解しやすいでしょう。

イラストは特にありませんが、ショートストーリーと解説がセットになっており、初心者でも読みやすい心理学本だと思います。

眠れなくなるほど面白い心理学の話

眠れなくなるほど面白い心理学の話
監修渋谷 昌三
出版社日本文芸社
ページ数127ページ
大きさ縦:21cm
横:14.9cm
厚さ:1cm
参考価格935円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 目白大学の名誉教授が監修
  • 解説と図解がセットになっている
  • 心理テストも掲載されている

日常で役立つ心理テクニックを楽しく学べる心理学本

『眠れなくなるほど面白い心理学の話』は、日常生活・ビジネス・恋愛で使える心理テクニックを紹介した心理本です。目白大学の名誉教授が監修しています。

解説と図解がセットになっているので、スラスラと読めるのが特徴です。PART1で心理学とは何かを説明しており、PART2以降で具体的な方法をまとめています。

またコラムとして、心理テストがも掲載されていました。楽しく心理学を学べる本としても、おすすめできる一冊です。

眠れなくなるほど面白い社会心理学

眠れなくなるほど面白い社会心理学
監修亀田 達也
出版社日本文芸社
ページ数128ページ
大きさ縦:21cm
横:14.9cm
厚さ:1cm
参考価格935円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 社会のなかで見られる人々の言動を解説
  • 心理学の研究も多く紹介されている
  • 図解ページがあるので誰でも読みやすい

社会で見られる心理学を学べる初心者向けの本

『眠れなくなるほど面白い社会心理学』は、心理学の研究をもとに、社会のなかで見られる人々の言動についてまとめられています。

右ページで解説、左ページで図解という構成になっているのが特徴です。文字数も少なく、簡潔にまとめられているので、誰でも読みやすいでしょう。

観察学習・アイヒマン実験・スタンフォード監獄実験のような心理学実験もあれば、渋谷のハロウィンの暴徒化・ネットで炎上する理由なども書かれています。

『影響力の武器』の本に書かれている心理学実験も紹介されており、個人的にはわかりやすいと思いました。初心者にもおすすめできる心理学本なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

眠れなくなるほど面白い臨床心理学

眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学
監修湯汲 英史
出版社日本文芸社
ページ数128ページ
大きさ縦:21cm
横:15cm
厚さ:0.9cm
参考価格990円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • それぞれの症状についてわかりやすく解説
  • 図解やイラストが多くて初心者も読みやすい
  • コラムでは具体的な事例も紹介されている

症状のことを中心にまとめた初心者向けの臨床心理学本

『眠れなくなるほど面白い臨床心理学』は、公益社団法人発達協会の常任理事である、湯汲英史先生が監修しています。

読んでみるとADHDやうつ病など、症状のことが中心にまとめられていました。それぞれ図解付きで、わかりやすく解説されているので、初心者でも読みやすいと思います。

またコラムでは、具体的な事例も紹介されていました。有名な心理学者や、心理療法の解説などはありませんが、症状のことを知りたい人にはおすすめの心理学本です。

「なるほど!」とわかるマンガはじめての他人の心理学

「なるほど!」とわかるマンガはじめての他人の心理学
監修ゆうきゆう
出版社西東社
ページ数193ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:約1.5cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 行動心理学や社会心理学に触れられている
  • マンガや図解で具体的にイメージしやすい
  • 巻末には心理学用語の索引もある

相手の本音を読み解くヒントをわかりやすく解説

『「なるほど!」とわかるマンガはじめての他人の心理学』は、相手の本音・心の声を知るテクニックについてまとめた心理学本です。

読んでみると、行動心理学・社会心理学の内容が多く書かれていました。マンガや図解がページの半分以上を占めており、具体的にイメージしやすいのも特徴です。

また巻末に、心理学用語の索引もあるのも良いなと思いました。順番通りに読む必要はないので、気になるテーマがあればチェックしてみてください。

「なるほど!」とわかるマンガはじめての恋愛心理学

「なるほど!」とわかるマンガはじめての恋愛心理学
監修ゆうきゆう
出版社西東社
ページ数192ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:約1.5cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 恋愛について心理学の視点で解説
  • テーマごとに図解・マンガ・解説がある
  • 心理テストも掲載されているので面白い

恋愛についてわかりやすく解説した初心者向けの心理学本

『「なるほど!」とわかるマンガはじめての恋愛心理学』では、付き合う前の好意や付き合った後の悩みを、心理学の視点で紹介しています。

1つのテーマごとにマンガが描かれており、図解と解説でまとめられているのが特徴です。ページの下部分には、心理学用語の注釈も書かれています。

また心理テストもあるので、読みながらやってみるも良いでしょう。文字数が少なく初心者向けで、恋愛の心理学に興味がある人にはおすすめの本です。

今日から使える行動心理学

今日から使える行動心理学
著者齊藤 勇
出版社ナツメ社
ページ数264ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13cm
厚さ:2.2cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • しぐさや行動から読み取れる本心を解説
  • イラストやマンガがあるので読みやすい
  • ページの下に心理学用語の注釈もある

人のしぐさや行動を解説した初心者向けの心理学本

『今日から使える行動心理学』は、人間のしぐさや行動から読み取れる本心をまとめた心理学本です。主に恋愛心理学や対人心理学を研究している、齊藤勇教授が執筆しています。

分厚い本ですが、イラストも多いのでスラスラ読めるでしょう。心理学の専門用語についても、ページの下に注釈があるので、わかりやすいと感じました。

ただし「皇居ランをする人はすごいと思われたい」など、少し疑問を感じるような内容もあります。個人的には、そうとは限らないと思ったので、決めつけないようにすることが大切です。

それでも行動心理学の導入としてはおすすめできる本なので、気になる人はチェックしてみてください。

よくわかる臨床心理学

よくわかる臨床心理学
編集下山晴彦
出版社ミネルヴァ書房
ページ数312ページ
大きさ縦:25.8cm
横:18.2cm
厚さ:1.8cm
参考価格3,300円
読書時間の目安約8時間
本のおすすめポイント
  • 専門用語を丁寧にわかりやすく解説
  • 基本的な理論やアセスメント・介入方法も
  • 参考文献やおすすめの臨床心理学本も紹介

臨床心理学をしっかり学びたい人向けのテキスト

『よくわかる臨床心理学』は、大学の教科書としても使われています。それぞれの専門用語が、2〜4ページ程度で丁寧に解説されている心理学本です。

また基本的な理論だけでなく、障害や問題に対するアセスメント・介入技法なども詳しく説明されていました。図表も多いので、内容も理解しやすいでしょう。

個人的に、各ページに書かれている参考文献やおすすめの心理学本が役立つと思いました。サイズは大きめなので、持ち歩くのは大変かもしれません。

それでも臨床心理学をしっかり学びたい人には、特におすすめのテキストです。

嫌われる勇気

嫌われる勇気
著者岸見一郎
古賀史健
出版社ダイヤモンド社
ページ数296ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13.1cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • アドラー心理学の名著とも呼べる一冊
  • Amazonの口コミでも高評価
  • ストーリーが面白いので読みやすい

アドラー心理学が有名になったきっかけの名著

『嫌われる勇気』は、Amazonの口コミでも高く評価されているベストセラー本です。この本がきっかけで、アドラー心理学を知ったという人も多いでしょう。

この本はアドラー心理学に詳しい哲人と、それを論破しようとする青年との対話形式になっています。議論を交わすにつれて、青年がヒートアップしていく様子が印象的でした。

少し誇張したような表現もありますが、アドラー心理学の基本的な考え方がまとめられていると思います。ストーリーも面白く、初心者でもスラスラ読めるでしょう。

アドラー心理学に興味がある人は、ぜひ一度チェックしてみてください。

幸せになる勇気

幸せになる勇気
著者岸見一郎
古賀史健
出版社ダイヤモンド社
ページ数296ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 教育や愛などのテーマについて解説
  • 前作である『嫌われる勇気』の復習にも
  • 対話形式で初心者でもスラスラ読める

アドラー心理学の人気ベストセラー本の続編

『幸せになる勇気』は、『嫌われる勇気』の続編として執筆されました。ストーリーも3年後の話になっており、青年が再び哲人を訪れる内容になっています。

同じように対話形式で書かれているのが特徴で、教育・愛などのテーマが、アドラー心理学の視点でまとめられていました。

また『嫌われる勇気』で触れた内容も、青年が解説しているので、復習にもなるでしょう。2冊合わせて読むことで、アドラー心理学の理解も深まるはずです。

アドラー心理学入門

アドラー心理学入門
著者岸見一郎
出版社ベストセラーズ
ページ数191ページ
大きさ縦:18.2cm
横:10.3cm
厚さ:0.8cm
参考価格712円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • ベストセラーにもなっている心理学本
  • 初心者向けにアドラー心理学を解説
  • 小さくて持ち運びにも便利なサイズ

初心者向けで重要ポイントもわかりやすい

『アドラー心理学入門』では、アドラーがどんな人だったのか、その背景が紹介されています。こちらも名著と言われており、口コミでも高く評価されている心理学本です。

書かれている内容は、『嫌われる勇気』とほぼ同じでした。課題の分離や劣等コンプレックスなど、アドラー心理学の重要ポイントについても、初心者向けに解説されています。

イラストなどは特になく、ストーリー形式でもありませんが、持ち運びには便利なサイズです。カフェや電車の中など、外で読みたい人にはぴったりだと思います。

ユング心理学入門

ユング心理学入門
著者河合隼雄
出版社培風館
ページ数324ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.8cm
厚さ:1.9cm
参考価格1,430円
読書時間の目安約6時間
本のおすすめポイント
  • ユング派分析家の河合隼雄教授が著者
  • 基本理論やフロイトやアドラーとの違いも解説
  • ユング心理学を専門的に研究したい人向け

具体的な臨床例とともにユング心理学をわかりやすく解説

『ユング心理学入門』は、精神科医のカール・グスタフ・ユングの理論をまとめた心理学本です。日本人として初めて、ユング派分析家の資格を得た著者が執筆しています。

内容はタイプ論(内向・外向)やコンプレックスなど、ユング心理学における基本的な概念がまとめられています。またフロイトやアドラーとの違いにも触れられていました。

特にこの本には、具体的な臨床例も書かれているので、わかりやすいのが特徴です。ただし内容はかなり専門的なので、ユング心理学を研究したい人向けだといえます。

マズロー心理学入門

マズロー心理学入門 -人間性心理学の源流を求めて
著者中野 明
出版社アルテ
ページ数188ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13cm
厚さ:1.4cm
参考価格1,980円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • マズローの人生や思想がわかりやすい
  • 自己実現・自己超越について詳しく解説
  • 勉強したい人向けにマズローの著書も紹介

マズロー心理学をわかりやすくまとめた入門書

『マズロー心理学入門』は、5段階欲求説で有名なアブラハム・マズローについて、その人生や思想をまとめた心理学本です。

欲求の階層については簡単な説明だけですが、最上階の「自己実現」の項目は詳細に書かれています。また6段階目の「自己超越」や、マズローが理想としていた社会(ユーサイキア)についても丁寧に解説されていました。

内容はとてもわかりやすく、まさに入門書にぴったりな心理学本だと思いました。またマズローの著書なども紹介されているので、より深くマズロー心理学を研究したい人にもおすすめです。

マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック

マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック
著者クリスティン・ネフ
クリストファー・ガーマー
監訳富田拓郎
大宮宗一郎、菊地 創
高橋りや、井口萌娜
出版社星和書店
ページ数224ページ
大きさ縦:25.8cm
横:18.3cm
厚さ:1.2cm
参考価格2,420円
読書時間の目安約7時間
本のおすすめポイント
  • 自分に優しくすることの大切さを紹介
  • 本に直接書き込めるワークブック形式
  • 実践のポイントもわかりやすく解説

自分を責めてしまいがちな人や自信がない人におすすめ

セルフコンパッションとは、自分への思いやりを意味する言葉です。そしてこの本は、セルフコンパッションの考え方や実践方法が、簡単に解説されています。

内容はワークブック形式になっており、本に直接書き込めるのも特徴のひとつです。文字数もそこまで多くないので、初心者でも読みやすいでしょう。

本のサイズは大きめで、持ち運びには向いていませんが、自分を責めてしまいがちな人・自信がない人にはおすすめできる心理学本です。

脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]

脳疲労が消える 最高の休息法
著者久賀谷亮
出版社ダイヤモンド社
ページ数140ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約1.5時間
CDの内容Track01:マインドフルネス呼吸法
Track02:ムーブメント瞑想
Track03:ブリージングスペース
Track04:モンキーマインド解消法
Track05:RAIN
Track06:ボディスキャン
Track07:メッタ
本のおすすめポイント
  • 日常生活にも応用できる心理学本
  • マインドフルネスを脳科学の視点で解説
  • 図解がわかりやすくて実践しやすい

マインドフルネスの理解を深められる心理学本

『脳疲労が消える 最高の休息法』は、脳科学の視点で、マインドフルネスがまとめられている心理学本です。著者は臨床医としても活躍しています。

マインドフルネスとは「今という瞬間や体験に注意を向けて、それをありのままに受け入れること」を意味する言葉です。世界大手のGoogleが導入していることもあり、注目を集めています。

読んでみると、イラスト付きの図解や表がわかりやすいと思いました。また文章中に、太文字・赤字が使われているので、重要なポイントもしっかり確認できるのが特徴です。

「頭がスッキリしない」「寝て起きたのに疲れている」など、身体の不調を感じる人にも役立つので、ぜひチェックしてみてください。

マインドフルネス瞑想入門

マインドフルネス瞑想入門
著者吉田昌生
出版社WAVE出版
ページ数144ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約1.5時間
CDの内容【朝の瞑想】
Track-1:準備
Track-2:基本姿勢
Track-3:呼吸法
Track-4:マインドフルネス瞑想
【日常生活の瞑想】
Track-5:歩く瞑想
Track-6:食べる瞑想
【3分でできるミニ瞑想】
Track-7:感情を感じる
Track-8:呼吸に集中する
Track-9:何もしない
【祈りの瞑想】
Track-10:感謝の瞑想
Track-11:慈悲の瞑想
【夜の瞑想】
Track-12:ハミング瞑想
Track-13:ボディスキャン
Track-14:全身で呼吸する
Track-15:観察瞑想
本のおすすめポイント
  • 瞑想方法を紹介した心理学本
  • 座り方や手の位置などもわかりやすい
  • CD付きで聴きながら実践できる

瞑想のやり方が詳しくまとめられている心理学本

『マインドフルネス瞑想入門』には、1日10分でできる瞑想方法が紹介されています。瞑想の効果・やり方・ポイントなども、わかりやすく解説されていました。

内容も読みやすく、初心者でも実践しやすいと思います。またCDがついているので、うまく瞑想できないという人は、聴きながらやってみると良いでしょう。

気持ちを落ち着けたり、集中力を上げたりするために、瞑想をしている人もいます。イラストもあるので、座り方・手の位置なども参考にしてみてください。

右脳さん、左脳さん。

右脳さん、左脳さん。
著者ネドじゅん
出版社ナチュラルスピリット
ページ数176ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.9cm
厚さ:1cm
参考価格1,540円
読書時間の目安約30分
本のおすすめポイント
  • 5つのステップに分けて解説している
  • オカンが話しているみたいで面白い
  • 専門用語も使われていないので読みやすい

オカンがわかりやすく意識変容のステップを説明してくれる

『右脳さん、左脳さん。』は、著者のネドじゅんさんの体験談をまとめた本です。ある日突然に思考が消えて、マインドフルネス状態になるまでの過程を、5つのステップで紹介しています。

読んでみると、まるで本当にオカンが話しかけているみたいで、面白く読めました。実践ワークも具体的で、わかりやすいと思います。

また右脳・左脳という言葉が出てきますが、脳科学的の専門用語はありませんでした。そのため専門書の堅苦しい感じが苦手な人でも、読みやすい心理学本でしょう。

がんばりすぎない休み方

がんばりすぎない休み方
著者荻野淳也
出版社文響社
ページ数160ページ
大きさ縦:17cm
横:13.3cm
厚さ:1.4cm
参考価格1,210円
読書時間の目安約40分
本のおすすめポイント
  • がんばりすぎてしまう女性向けの本
  • 忙しくても簡単にできる休み方を紹介
  • スラスラ読めるので時間がかからない

すき間時間に読める女性向けの心理学本

『がんばりすぎない休み方』は、普段忙しい女性向けに書かれた心理学本です。時間がなくても、簡単にできる瞑想方法が紹介されています。

内容は7つのパートに分かれており、見開きで読めるのが特徴です。イラストが大きく書かれており、1行あたりの文字数は15文字程度でした。

そのため、すき間時間で読むにはぴったりでしょう。仕事・家事・育児など、日々やらなければいけないことに追われている女性には、特におすすめします。

アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法

アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法
著者平木典子
出版社講談社
ページ数176ページ
大きさ縦:17.5cm
横:10.8cm
厚さ:0.9cm
参考価格902円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 心理学な視点からもアサーションを解説
  • ドラえもんの例がわかりやすくて印象的
  • アサーション初心者にもおすすめの一冊

自己表現ができなくて悩んでいる人におすすめ

この本では「自分も相手も尊重する」というアサーションの考え方・表現方法を、心理学的な視点から解説しています。アサーション第一人者である、平木典子先生が著者の本です。

個人的にはアサーティブな行動を、ドラえもんで説明しているところが印象的でした。ジャイアンやのび太ではなく、しずかちゃんを目指すという表現は、子どもにも伝えやすいと思います。

またアサーションの考え方もわかりやすいので、入門編としてはぴったりの一冊でしょう。自分の意見を言えないなど、自己表現で困っている人にはおすすめの心理学本です。

敏感な世界に生きる敏感な人たち

敏感な世界に生きる敏感な人たち
著者イルセ・サン
枇谷玲子
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
ページ数230ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.8cm
厚さ:2.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • HSPについてまとめた心理学本
  • 特徴や能力がわかりやすい
  • 巻末のアイデアリストが役立つ

HSP(繊細さん)の特性がわかる心理学本

HSPとは、さまざまな刺激に敏感である人のことを意味する用語です。その割合も多く、人口の約5人に1人が、HSPに当てはまると言われています。

そんなHSPについてまとめたのが、『敏感な世界に生きる敏感な人たち』です。冒頭には診断テストも掲載されています。

読んでみると、HSPの特徴や能力が簡潔でわかりやすいと思いました。抱えがちな悩みなども紹介されているので、「自分はHSPかも」と思う人は読んでみると良いでしょう。

また巻末には、具体的な対処法のアイデアリストが掲載されています。箇条書きで見やすいので、どんな方法があるのかぜひチェックしてみてください。

ホリスティック心理学

ホリスティック心理学
著者ニコール・ルペラ
長澤あかね
出版社パンローリング
ページ数432ページ
大きさ縦:24cm
横:18cm
厚さ:2cm
参考価格2,640円
読書時間の目安約6時間
本のおすすめポイント
  • 自分自身の癒やしをテーマにした心理学本
  • 難しいことが書かれていないので読みやすい
  • 巻末では本文中に出てくる用語集もある

自分自身を癒やす方法が書かれている心理学本

『ホリスティック心理学』は、インナーチャイルド(子ども時代に満たされなかった欲求)を癒やすことをテーマにしています。心・身体・魂の健康についてまとめた心理学本です。

ページ数は多めですが、解説がわかりやすく、難しい言葉も使われていません。章ごとにワークもあり、睡眠・運動・瞑想・腸内環境をはじめ、さまざまな癒やしの方法が紹介されていました。

またトラウマと病気との関係も、科学的な視点をもとに説明しています。そのうえで立ち直る方法や、境界線の引き方・自分の子どもへの接し方にも触れているのが印象的です。

巻末には本文中に出てくる用語集もあるので、チェックしながら読んでみると良いでしょう。自分自身を癒やす方法を知りたい人にとっては、ぴったりの一冊だと思います。

読みやすいのは?心理学本のおすすめランキング

心理学本のおすすめ
約30分・右脳さん、左脳さん。
約40分・がんばりすぎない休み方
約1時間・眠れなくなるほど面白い心理学の話
・眠れなくなるほど面白い社会心理学
約1.5時間・眠れなくなるほど面白い臨床心理学
・脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]
・マインドフルネス瞑想入門
・限りなく黒に近いグレーな心理術
・アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法
・「なるほど!」とわかるマンガはじめての恋愛心理学
・「なるほど!」とわかるマンガはじめての他人の心理学
約2時間・図解 心理学用語大全
・マンガでわかる!心理学超入門
・本当にわかる心理学
・アドラー心理学入門
・マズロー心理学入門
・敏感な世界に生きる敏感な人たち
・今日から使える行動心理学
約3時間・心理学・入門(改訂版)
・決定版 面白いほどよくわかる!心理学
・嫌われる勇気
・幸せになる勇気
約4時間・スタンフォードの自分を変える教室
・基礎がわかる 心理学の教科書
約6時間・人を動かす
・ユング心理学入門
・ホリスティック心理学
約7時間・ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門
・マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック
約8時間・影響力の武器
・よくわかる臨床心理学
約12時間・心理学 新版

ここでは読みやすさについて、心理学本のおすすめランキングをまとめました。私が実際に読んでみて、かかった時間をもとに評価しています。

比較的読みやすいのは、マンガの心理学本で、初心者にもおすすめです。またページ数が多くても、イラストや図解があれば、抵抗も少ないと思います。

あくまでも私の読むスピードが基準なので、読書時間は目安ですが、読みやすさを重視したい人はチェックしてみてください。

もし気になる心理学本があれば、Amazonのレビューも合わせて確認しておくことをおすすめします。

迷ったときの心理学本のおすすめは?

初心者向けの心理学本のおすすめは?

初心者であれば、『マンガでわかる!心理学超入門』がおすすめです。漫画形式の心理学本で読みやすく、解説ページも簡潔にまとめられています。

また「眠れなくなるほど面白い」というシリーズ本は、わかりやすい図解が特徴的で、内容を理解しやすいメリットがあります。気になる心理学本があれば、ぜひチェックしてみてください。

心理学本の名著・人気ベストセラーは?

読者から特に人気があるのは『嫌われる勇気』です。Amazonの口コミでも高く評価されているベストセラーで、心理学本の名著ともいえます。

これはアドラー心理学に詳しい哲人と、それを論破しようとする青年との対話形式になっています。ストーリーが面白いので、スラスラ読めるでしょう。

心理学を勉強したい学生におすすめの本は?

高校生や大学生など、心理学を勉強したい人には、『決定版 面白いほどよくわかる!心理学』がおすすめです。左ページが図解になっており、意味も丁寧に解説されています。

また『ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門』や『心理学 新版』は、心理学の分野ごとにまとめられています。巻末に索引もあるので、専門用語を調べやすいでしょう。

心理学のおすすめ本・人気名著・ベストセラー書籍まとめ

今回は心理学本のおすすめを紹介しました。

心理学本には、名著と呼ばれるような人気ベストセラーが数多くあります。またビジネスや恋愛でも役立つ本も多く、人間関係で悩んでいる人は読んでみると良いでしょう。

ほかにも漫画形式で面白い本や、初心者向けのわかりやすい本などもあります。そのため社会人だけでなく、高校生や大学生にも、心理学本はおすすめです。

心理学本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

【献本お礼】
以下の心理学本は、出版社様よりご恵贈いただきました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
・ホリスティック心理学(パンローリング)

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