心理学本のおすすめを全冊読んで紹介!人気ベストセラーやロングセラーの名著など

心理学の専門書から、心の学びにつながるような書籍まで、さまざまな種類がある「心理学本」。名著と呼ばれるベストセラーも数多く、日常で役立つことから人気を集めています。

たとえば人間関係に活かせる心理学を知ることで、現在の悩みを解決できるかもしれません。また自分自身と向き合うきっかけになれば、今より生きやすくなるとも考えられます。

そこで今回は、人気のある心理学本のおすすめをまとめてみました。実際に全冊購入して、それぞれの感想・特徴をコメントしています。

おすすめの心理学本

読みやすさについては、実際にかかった読書時間をもとにランキング形式で評価しています。心理学本を探すときには、ぜひここで紹介するおすすめを参考にしてみてください。

心理学本の最新情報

新しく発売された心理学の専門書や、心の学びにつながるような本の感想も一部紹介しています。内容は随時更新中です。

  • ピーター・ラヴィーン:トラウマと癒やしの自叙伝(星和書店)
  • 変な心理学(筑摩書房)
  • ひとが言葉を理解・産出する仕組み 心理言語学入門(くろしお出版)
  • こうやって、僕は戦い続けてきた。(PHP研究所)
  • 最新 マンガでわかるADHDの子どもたち(バトン社/フォレスト出版)
  • 人はなぜ特攻に感動するのか(光文社)
  • ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育(日本評論社)
  • スポーツにおけるマインドフルネスとアクセプタンス(北大路書房)
  • スクールカウンセラーは何を見ているのか(筑摩書房)
  • 解離ってなんだろう(日本評論社)
  • 心理支援のための書く技術(翔泳社)

↓最新の心理学本の感想まで読み飛ばす↓

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心理学本のおすすめの選び方

初心者向けの心理学本なら学生でもわかりやすい

初心者向けの心理学本の選び方

初心者向けの心理学本は、幅広いジャンルの心理学が掲載されており、簡潔でわかりやすいのが特徴です。また具体的な実験内容などが、イラスト付きで解説されている本もあります。

そのため心理学用語や、有名な心理学者について学びたい人にはぴったりでしょう。難しい言葉も使われていないので、スラスラ読めると思います。

特に心理学に興味のある高校生・大学生にはおすすめです。それがきっかけで、自分が学びたいと思える分野を発見できるかもしれません。

専門書は心理学をより深く勉強したい人におすすめ

心理学の専門書

心理学をより深く勉強したい人には、「〇〇心理学入門」のような専門書がおすすめです。誰が提唱して、どのように発展してきたなど、詳しくまとめられています。

具体的には、以下のような心理学本が出版されています。ほかにもさまざまな専門書があるので、気になる分野があればチェックしてみると良いでしょう。

  • 認知心理学
  • 学習心理学
  • 発達心理学
  • 社会心理学
  • 深層心理学
  • 臨床心理学
  • 教育心理学
  • 犯罪心理学
  • 家族心理学
  • 恋愛心理学
  • ユング心理学
  • フロイト心理学
  • アドラー心理学など

このとき、心理学本の著者情報もチェックしてみてください。専門分野でない人が書いていたり、研究者によって解釈が異なったりするので注意が必要です。

また情報の古い心理学本だと、正しい知識を得られない場合があります。そのため基本的には、最新の心理学本にすることをおすすめします。

日常で使える心理テクニックをまとめた本もある

心理テクニックをまとめた本の特徴

心理学の分野によっては、日常生活に応用できるものもあります。

たとえば行動心理学・認知心理学のような分野は、相手の気持ちを理解する際にも役立ちます。そのため、ビジネスや恋愛のことで悩んでいる人におすすめです。

またマインドフルネスなどの心理学本を読んでおくと、自分でメンタルケアもできます。他人に影響されやすい人や、自信がなくて落ち込みやすい人にはぴったりでしょう。

心理学を学ぶことで考え方が変わったり、人間関係が良くなったりすることもあります。そのため、気になる心理学本があればぜひ読んでみてください。

マンガ形式の心理学本なら読みやすくて面白い

マンガ形式の心理学本の特徴

マンガ形式になっている本は、ストーリーの流れに沿って心理学が解説されており、わかりやすいというメリットがあります。

そのため堅苦しい雰囲気もなく、文章が苦手な人でも読みやすいでしょう。ストーリー自体が面白い心理学本もありますし、時間もそこまでかかりません。

ちなみに、心理学用語の解説ページがついている漫画本もあります。意味を確認しながら読むことで、理解も深めることができます。

心理学の名著や人気ベストセラーは口コミをチェック

心理学の名著・人気ベストセラー本の特徴

心理学本には、人気ベストセラーや世界中で読まれている名著も多くあります。Amazonの評価を調べてみると、何千件というレビューが書かれている本もありました。

そのため購入する前には、一度内容を確認しておくと安心でしょう。本の要約や感想など、詳しくまとめられている口コミは参考になると思います。

ちなみに心理学本によっては、導入から目次あたりまで試し読みもできます。高く評価されていても、自分に合うとは限らないので、まずは最初だけ読んでみるのもおすすめです。

心理学本のおすすめ一覧

心理学本のおすすめを紹介

図解 心理学用語大全

図解 心理学用語大全
著者田中 正人
監修齊藤 勇
イラスト玉井 麻由子
出版社誠文堂新光社
ページ数304ページ
大きさ縦:約20cm
横:約13.6cm
厚さ:約2.2cm
参考価格1,980円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 150以上の心理学用語を解説した初心者向けの心理学本
  • それぞれにイラストがあり視覚的に理解できるのが特徴
  • 内容が簡潔にまとめられているので初心者でもわかりやすい

心理学用語の意味や実験内容がすべてイラストで解説されている

『図解 心理学用語大全』には、150以上の心理学用語が掲載されています。わかりやすい図解が特徴的な、初心者向けの心理学本です。

それぞれの解説は1〜2ページ程度で、どれも簡潔にまとめられていました。また96人の心理学者をまとめた人物図鑑と年表も参考になります。

特に、心理学用語の重要ポイントだけを確認したい人にはぴったりでしょう。内容も読みやすく、時間をかけずに心理学全体をおさらいできるはずです。

用語の意味や実験方法などすべてにイラストがついており、視覚的に理解できるので、心理学の導入としてもおすすめします。

心理学・入門(改訂版)

心理学・入門(改訂版)
著者サトウ タツヤ
渡邊 芳之
出版社有斐閣
ページ数274ページ
大きさ縦:約18.9cm
横:約13.3cm
厚さ:約1.3cm
参考価格2,090円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 大学のテキストとしても使えるコンパクトサイズの入門書
  • 基本的な知識がまとめられているので心理学の勉強に役立つ
  • 心理学の教科書のような本が欲しい人や資格取得を目指す人にも

コンパクトな大きさで心理学の基礎知識を身につけられるテキスト

『心理学・入門(改訂版)』は、大学のテキストとしても使える心理学の入門書です。

心理学の歴史・分野・人物・研究法など、基本的な知識が網羅されており、心理学の勉強に役立ちます。またコンパクトな大きさで、持ち運びにも便利でしょう。

個人的には、巻末にあるブックガイドも便利だと感じました。「心理学の歴史を学びたい人向けの本」「心理学の研究法を知りたい人向けの本」など、目的別に紹介されています。

心理学の教科書のような本を探している人にはもちろん、公認心理師や臨床心理士を目指す人にもおすすめできる一冊です。

マンガでわかる!心理学超入門

マンガでわかる!心理学超入門
監修ゆうきゆう
出版社西東社
ページ数288ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約2.5cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 精神科医が監修しており、漫画と解説ページがある
  • 営業の仕事における悩みや人間関係をテーマにした物語
  • ビジネスや恋愛など日常で役立つ心理学を手軽に学べる

心理学に興味のある高校生・大学生にもおすすめできる初心者向け漫画

『マンガでわかる!心理学超入門』では、さまざまな心理学が漫画形式で簡潔にまとめられています。精神科医のゆうきゆう先生が監修している心理学本です。

漫画の内容は、営業の仕事における悩みや人間関係をテーマにした物語になっています。全部で10章に分かれており、ビジネス・恋愛に役立つ心理学が数多く紹介されていました。

またそれぞれに解説ページがついている分、本も厚めで、意外と読み応えもあります。初心者であれば、まずは漫画の部分だけ読むのも良いでしょう。

日常で役立つような心理学を漫画で学べるのでわかりやすいと思います。心理学に興味のある高校生・大学生にもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。

心理学 新版

心理学 新版
著者無藤 隆
森 敏昭
遠藤 由美
玉瀬 耕治
出版社有斐閣
ページ数702ページ
大きさ縦:21.2cm
横:14.9cm
厚さ:3.1cm
参考価格4,620円
読書時間の目安約12時間
本のおすすめポイント
  • 大学レベルの基本的な知識や専門的な知見が丁寧に解説されている
  • 項目ごとに細かく分かれており、気になる項目をピックアップして読める
  • 文献案内としておすすめの心理学本も紹介されているので勉強に役立つ

大学で心理学研究をする人には欠かせない、辞書のようなテキスト

『心理学 新版』は、大学レベルの心理学に対応しているテキストです。基本的な知識から専門的な知見まで、丁寧に解説されています。

内容については、認知心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学の分野が中心です。項目ごとに細かく分かれているので、気になる部分をピックアップして読むこともできます。

また各章の最後に、文献案内としておすすめの心理学本が紹介されているのも便利でしょう。そのため大学で心理学を研究する人には、欠かせない一冊だと思います。

ほかの心理学本と比較してもかなり分厚く、目次や索引ページも含めれば700ページを超えます。持ち運びには不便なので、自宅で辞書のように使うのがおすすめです。

ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門

ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門
編著板口 典弘
相馬 花恵
出版社講談社
ページ数320ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:2.1cm
参考価格2,640円
読書時間の目安約7時間
本のおすすめポイント
  • はじめて心理学を勉強する人向けのフルカラーテキスト
  • 心理学の面白さが伝わるように3つのステップに分けて解説
  • 領域ごとに分かれているので自分の目的に合わせて勉強できる

フルカラーで読みやすい心理学初心者向けのテキスト

『ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門』は、はじめて心理学を勉強する人向けのフルカラーテキストです。

この本では定義や分類、具体的な研究例、発展的な内容と、各トピックを3つのステップに分けて解説しています。心理学の面白さが伝わるように、わかりやすくまとめられているのが特徴です。

また領域ごとに分かれているので、自分の目的に合わせて勉強を進めることができます。専門用語や提唱者の名前の索引もあり、心理学の教科書のようにも使えるでしょう。

イラストや図表も色付きで掲載されているので、初心者でも読みやすいと一冊だと思います。

決定版 面白いほどよくわかる!心理学

決定版 面白いほどよくわかる!心理学
著者渋谷昌三
出版社西東社
ページ数288ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:約2cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 理学の歴史や専門用語をまとめたフルカラーの心理学本
  • 各項目は見開きになっており、図解付きでわかりやすい
  • 大学で勉強するような基礎知識が簡潔に紹介されている

教科書のような堅苦しさが苦手な人でも勉強しやすい心理学本

『決定版 面白いほどよくわかる!心理学』は、心理学の歴史や専門用語をまとめたフルカラーの心理学本です。

各項目は見開きになっており、左ページには図解もあります。また文中に出てくる用語が別ページでも説明されている場合、その箇所がわかるように書かれているのも良いと思いました。

内容についても、心理テクニックのようなものではなく、大学で勉強するような基礎知識です。身近な例と紐付けながら、初心者でも理解しやすいように解説されていました。

そのため、教科書のような堅苦しさが苦手な人でも勉強しやすい心理学本だと思います。

ゼロからはじめる心理学・入門〔改訂版〕

ゼロからはじめる心理学・入門〔改訂版〕
著者金沢 創
市川 寛子
作田 由衣子
出版社有斐閣
ページ数222ページ
大きさ縦:約21.2cm
横:約15cm
厚さ:約1.2cm
参考価格2,090円
読書時間の目安約2.5時間
本のおすすめポイント
  • 心理学の幅広い分野がコンパクトにまとめられたテキスト
  • 文章の堅苦しさがそこまでなく、内容もわかりやすい
  • 章ごとにキーワードや要点もあるので勉強する際に役立つ

図表が多めで心理学の基礎から応用までをざっくり学べる

『ゼロからはじめる心理学・入門〔改訂版〕』は、心理学の幅広い分野がコンパクトにまとめられているテキストです。

実際に読んでみると、ほかの心理学のテキストと比較して、図表が多く掲載されているようにも感じました。また文章の堅苦しさもそこまでないので読みやすいと思います。

心理学用語の説明も簡潔でわかりやすく、初心者向けのテキストとしてもおすすめです。各章にはキーワード一覧や要点の説明もあり、勉強する際にも役立つでしょう。

心理学の基礎から応用までをざっくり学べるので、ぜひチェックしてみてください。

心理学 第5版補訂版

心理学 第5版補訂版
編者鹿取 廣人
杉本 敏夫
鳥居 修晃
河内 十郎
出版社東京大学出版会
ページ数392ページ
大きさ縦:約21cm
横:約15cm
厚さ:約1.8cm
参考価格2,640円
読書時間の目安約5時間
本のおすすめポイント
  • トピックによる補足が充実している
  • 図表やイラストも適度にあってわかりやすい
  • 神経科学の視点から書かれている部分も多い

ほかのテキストとは違う側面からも心理学を学べるのが特徴

『心理学 第5版補訂版』は、心理学を体系立てて学べるのが特徴で、教科書としても広く使われています。

トピックによる補足が充実しており、20〜30個ほど用意されている章もありました。図表やイラストも適度にあってわかりやすく、心理学用語の意味を理解するのに役立つでしょう。

個人的には、神経科学に触れて解説している部分が多いように感じました。また新しい知見も反映されているので、ほかのテキストとは違った視点で心理学を学べると思います。

基本的な知識を身につけるための入門書としてはもちろん、大学院受験を検討している人にもおすすめのテキストです。

基本がわかる 心理学の教科書

基本がわかる 心理学の教科書
著者子安 増生
出版社実務教育出版
ページ数245ページ
大きさ縦:約21cm
横:約14.8cm
厚さ:約1.4cm
参考価格1,870円
読書時間の目安約4時間
本のおすすめポイント
  • 心理学検定のA領域5科目に対応した心理学テキスト
  • 文章や具体例も高校生の視点で書かれているのが特徴
  • 試験に出るような要点やポイントをしっかり抑えられる

高校生視点で書かれたテキストで心理学検定にも対応している

『基本がわかる 心理学の教科書』は、高校生向けに心理学の基礎を解説したテキストです。本文や具体例も高校生の視点で書かれていますが、大学生や社会人が読んでも問題ないと思います。

重要語句が簡潔にまとめられているので、要点やポイントをしっかり抑えられるのが特徴です。コラムでは心理学実験の内容や、心理学と関係のある物語・映画なども紹介されていました。

ただ第1章が原理や研究法なので、人によっては「思っていた心理学と違う」「理系っぽい」と感じるかもしれません。個人的には、心理学の基礎知識がある人向けの内容だと思いました。

ちなみにこの本は、心理学検定のA領域5科目に対応しているので、心理学検定を受けようと考えている人はぜひチェックしてみてください。

心理学キーワード&キーパーソン事典 第2版

心理学キーワード&キーパーソン事典 第2版
著者心理学専門校ファイブアカデミー
出版社ナツメ社
ページ数480ページ
大きさ縦:17.4cm
横:11.2cm
厚さ:2.3cm
参考価格2,420円
読書時間の目安約4時間
本のおすすめポイント
  • 心理系の資格試験や大学院入試に対応した用語集
  • 用語の意味、重要度、英語表記などがまとめられている
  • 持ち運びに便利な大きさで移動中や外出先での勉強にも

資格試験や大学院入試の対策に持っておきたい心理学の用語集

『心理学キーワード&キーパーソン事典』は、心理学の重要キーワードをまとめている用語集です。第2版では、最新のDSM-5-TRに対応しています。

1ページあたり、2〜3つ程度の心理学用語を簡潔に解説しているのが特徴です。重要度も書かれているので、公認心理師の試験対策や、臨床心理士指定大学院の受験勉強にも役立つでしょう。

個人的には、各心理学用語の英語表記があるのも良いと思いました。持ち運びに便利な大きさなので、移動中や外出先での勉強にも向いています。

こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203

こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203
著者宮川 純
三浦 佳代子
監修松崎 朝樹
出版社KADOKAWA
ページ数280ページ
大きさ縦:21cm
横:15cm
厚さ:2.4cm
参考価格2,420円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 各項目が簡潔にまとめられており、それぞれ1分程度で読める
  • 資格試験に出やすい基礎知識や専門的な内容が一目でわかる
  • 気になる用語を調べたいときに辞書のように使うのがおすすめ

公認心理師や臨床心理士が使っている技法が辞書のようにまとめられている

『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』は、公認心理師や臨床心理士が使っている技法をまとめた本です。全12章+番外編という構成で、どこからでも読めるようになっています。

各項目の説明は簡潔にまとめられており、それぞれ1分程度で確認できるのが特徴です。また資格試験に出やすい基礎知識や、使いこなすのが難しい専門的な内容には、わかりやすいようにマークも付いていました。

「人と関わるすべての人向け」と書かれていますが、心理学を勉強したい人にも向いています。気になる用語を調べたいときには、辞書のように活用できるでしょう。

自分の気持ちや相手の心を理解することにもつながるので、一冊持っておくと便利だと思いました。「こころの道具箱」として、自宅や職場に一冊置いておくのも良いかもしれません。

本当にわかる心理学

本当にわかる心理学
著者植木 理恵
出版社日本実業出版社
ページ数240ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約1.5cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 現象・実験・観察・理論・技法に分けて心理学を解説
  • 違う視点で心理学を学ぶことで日常生活やビジネスに応用できる
  • 日本人の心理学者も多く紹介されているので面白く読める

研究手法ごとに心理学を学べるので楽しみながら読める

『本当にわかる心理学』は、研究手法ごとに心理学を解説しているのが特徴です。

内容については現象・実験・観察・理論・技法のようにグループ分けされています。ほかの書籍とは違う視点で心理学を学ぶことができ、日常生活やビジネスにも応用できるでしょう。

また個人的には、日本人の心理学者が多く紹介されているので面白いと思いました。教科書のような堅苦しさもないので読みやすいでしょう。

一方、臨床心理学や発達心理学など、領域ごとにはまとまっていません。そのため心理学を勉強するというよりも、読み物として楽しみたい人向けだと思います。

眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話

眠れなくなるほど面白い心理学の話
監修渋谷 昌三
出版社日本文芸社
ページ数127ページ
大きさ縦:21cm
横:14.9cm
厚さ:1cm
参考価格935円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 日常生活・ビジネス・恋愛で使える心理テクニックを紹介
  • 解説と図解がセットになっているのでイメージしやすい
  • ページ数も少なめで、読む時間もそこまでかからない

身近にある心理学を手軽に学べるのが特徴

『眠れなくなるほど面白い心理学の話』は、日常生活・ビジネス・恋愛で使える心理テクニックを紹介した心理本です。

内容は、PART1で心理学とは何かを説明しており、PART2以降で具体的なテクニックをまとめています。またコラムとして心理テストも掲載されていました。

それぞれの項目ごとに、見開きで解説と図解があるのでイメージしやすいと思います。ページ数も少なめで、読む時間もそこまでかからないでしょう。

身近にある心理学を手軽に学べるので、心理学の導入として読んでみるのも良いと思います。

「なるほど!」とわかるマンガはじめての心理学

「なるほど!」とわかる マンガはじめての心理学
監修ゆうきゆう
出版社西東社
ページ数191ページ
大きさ縦:約21cm
横:約14.9cm
厚さ:約1.6cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 人間の行動や思考に関わる心理学をまとめた本
  • 見開き完結の構成で、興味のあるテーマから読める
  • よくあるシチュエーションの漫画と図解イラスト付き

具体的にイメージしながら楽しく心理学を学べる一冊

『「なるほど!」とわかるマンガはじめての心理学』は、人間の行動や思考に関わる心理学をまとめた本です。

内容については日常行動・職場・恋愛など、全部で5つのパートに分かれています。見開き完結の構成で、興味のあるテーマから読めるようになっていました。

またそれぞれのテーマには、よくあるシチュエーションの漫画と図解イラストがついています。簡単な解説もありますが、文字量はページの半分程度です。

具体的にイメージしながら理解できるので、楽しく心理学を学べる本だと思います。

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学
監修亀田 達也
出版社日本文芸社
ページ数128ページ
大きさ縦:21cm
横:14.9cm
厚さ:1cm
参考価格935円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 社会のなかで見られる人々の言動について解説
  • 有名な心理学の研究についても数多く紹介されている
  • それぞれに図解と解説ページがあるので読みやすい

心理学実験や社会で見られる心理学の現象をわかりやすく学べる

『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』は、心理学の研究をもとに、社会のなかで見られる人々の言動についてまとめられています。

具体的には観察学習・アイヒマン実験・スタンフォード監獄実験など、多くの心理学実験が紹介されています。また渋谷のハロウィンの暴徒化・ネットで炎上する理由なども書かれていました。

内容については、右ページで解説、左ページで図解という構成になっているのが特徴です。ページ数も少ないので、初心者でも読みやすいでしょう。

説明も簡潔でわかりやすいと思いました。初心者にもおすすめできる心理学本なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学

眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学
監修越智 啓太
出版社日本文芸社
ページ数128ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:0.9cm
参考価格990円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • さまざまなケースにおける犯罪心理を説明
  • テーマごとに図解と解説があって読みやすい
  • 近年の犯罪傾向についても触れられている

図解付きで犯罪心理学を学べるのでわかりやすい

『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』は、性犯罪やDV・虐待をはじめ、さまざまなケースの犯罪心理を解説している本です。法政大学文学部の越智啓太教授が監修しています。

トピックごとに見開きでまとめられており、左ページが図解、右ページが解説という構成になっています。図やイラストが多いので、内容を理解しやすいでしょう。

また重要部分にはマーカーが引かれており、目立つようになっています。個人的にはインターネットを悪用した犯罪など、近年の傾向について触れられているのも良いと思いました。

1時間程度で読めると思うので、犯罪心理学を学びたい初心者にもおすすめできる一冊です。

入門 犯罪心理学

入門 犯罪心理学
著者原田 隆之
出版社筑摩書房
ページ数245ページ
大きさ縦:17.4cm
横:10.7cm
厚さ:1.3 cm
参考価格990円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 犯罪心理学の歴史や犯罪の現状がわかる
  • 犯罪者の治療についてエビデンスをもとに解説
  • 内容が読みやすく初心者にもおすすめ

エビデンスに基づいた新しい犯罪心理学を学べる入門書

『入門 犯罪心理学』は、過去の犯罪心理学の問題点を指摘しながら、新しい犯罪心理学について解説しています。著者は、東京拘置所などで多くの犯罪者と関わってきた原田隆之教授です。

前半では具体的な事件や犯人像に触れながら、日本における犯罪の現状がまとめられています。逮捕後の流れ・犯罪心理学者の仕事など、普段見えない部分のことが書かれているのも面白いと思いました。

後半からは新しい犯罪心理学として、犯罪の予防・犯罪者の治療が主なテーマとなっています。厳罰化すればいいものではないことを、エビデンスに基づいてわかりやすく解説されているのが特徴です。

犯罪心理学の歴史も説明されているので、入門書としてはぴったりでしょう。内容も読みやすいので、犯罪心理学に興味がある人はぜひ一度チェックしてみてください。

人を動かす

人を動かす
著者D・カーネギー
翻訳山口 博
出版社創元社
ページ数320ページ
大きさ縦:15cm
横:10.4cm
厚さ:1.4cm
参考価格880円
読書時間の目安約6時間
本のおすすめポイント
  • 世界中で読まれている人間関係をテーマにした人気ベストセラー
  • 歴代大統領や心理学者のエピソードをもとに解説している
  • 難しいことは書かれておらず、日常生活でも実践しやすい

ビジネスに役立つ心理学本としてもおすすめできるベストセラー本

『人を動かす』は、人間関係をテーマにした、世界中で読まれている人気ベストセラー本です。歴代大統領や心理学者など、さまざまな偉人のエピソードをもとに解説されています。

具体的には人を動かす原則・人に好かれる原則・人を説得する原則・人を変える原則という4つに分かれています。難しいことは書かれておらず、日常生活でも実践しやすいでしょう。

世界を代表する企業の話もあるので、ためになる内容だと思います。ビジネスに役立つ心理学本を探している人にもおすすめです。

ただ文字数が多いので、読みづらい場合は漫画版や子ども向けに説明されているものもおすすめします。

道は開ける

道は開ける 文庫版
著者D・カーネギー
翻訳香山 晶
出版社創元社
ページ数350ページ
大きさ縦:14.8cm
横:10.5cm
厚さ:1cm
参考価格770円
読書時間の目安約5時間
本のおすすめポイント
  • 人生のあらゆる悩みに対する克服方法を紹介した本
  • さまざまな実例や著者の体験談をもとに説明している
  • 困難を乗り越え、新しい人生を切り開きたいときに役立つ

悩んだときや人生の壁にぶつかったときに読んでほしい一冊

『道は開ける』は、あらゆる人間に共通する悩みの原因と、それを克服する方法がまとめられています。『人を動かす』と同じ著者が書いたベストセラー本です。

実際に読んでみると、戦争を生き抜いた人の体験談や、身体障害のある人が前向きに生きている話などもありました。当たり前で見えていなかったことに対する気づきも得られる気がします。

こちらも文字数は多いので、読みづらい場合は、漫画版や子ども向けに説明されているものもおすすめします。

困難を乗り越え、新しい人生を切り開くためのバイブルとして、何度でも読み直したい一冊です。

影響力の武器 第三版

影響力の武器
著者ロバート・B・チャルディーニ
社会行動研究会
出版社誠信書房
ページ数492ページ
大きさ縦:19.8cm
横:13.6cm
厚さ:3.2cm
参考価格2,970円
読書時間の目安約8時間
本のおすすめポイント
  • 社会心理学者の著者が解説したロングセラーの名著
  • 心理学実験や事例を紹介しながら、社会の出来事を科学的に説明
  • 各章にまとめと設問があるので仕組みをしっかり理解できる

社会心理学をもとに「人を動かす影響力の原理」を解説

『影響力の武器 第三版』は、社会心理学者の著者が解説したロングセラーの名著です。

見た目はビジネス書のようですが、返報性の原理やフット・イン・ザ・ドア・テクニックなどの心理学用語を用いて、社会の出来事を科学的に説明していました。

また有名な心理学実験や、日常生活で見られる事例も紹介されています。各章にはまとめと設問があり、仕組みをしっかり理解できるようになっているのも特徴です。

ページ数は多めですが、話は面白いので読みやすいと思いました。あらゆる場面で活用できる「人を動かす影響力の原理」を学べるので、ぜひ一度読んでみてください。

嫌われる勇気

嫌われる勇気
著者岸見一郎
古賀史健
出版社ダイヤモンド社
ページ数296ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13.1cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • アドラー心理学について説明しているベストセラー本
  • 対話形式でストーリーが進むので初心者でも読みやすい
  • 自己啓発本としても人気があり、対人関係で悩んでいる人にも

自分の考え方や生きる姿勢に大きな影響を与えるような一冊

『嫌われる勇気』は、アドラー心理学をもとに対人関係について解説したベストセラー本です。この本がきっかけで、アドラー心理学を知ったという人も多いでしょう。

内容はアドラー心理学に詳しい哲人と、それを論破しようとする青年との対話形式になっています。議論を交わすにつれて、青年がヒートアップしていく様子が印象的でした。

説明については、アドラーの基本的な考え方がまとめられていると思います。少し誇張したような表現もありますが、ストーリーは面白いので初心者でも読みやすいでしょう。

自己啓発本としても人気があり、自分の考え方や生きる姿勢に大きな影響を与えるような一冊です。対人関係で悩んでいる人にはおすすめの心理学本なので、ぜひチェックしてみてください。

幸せになる勇気

幸せになる勇気
著者岸見一郎
古賀史健
出版社ダイヤモンド社
ページ数296ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • 人気ベストセラー『嫌われる勇気』の続編
  • 前作で触れた内容も復習できる構成になっている
  • 2冊セットで読むことでアドラー心理学の理解を深められる

教育や愛などのテーマについて、アドラー心理学の視点で解説

『幸せになる勇気』は、人気ベストセラー『嫌われる勇気』の続編で、3年後のストーリーになっています。

具体的には、アドラーの考え方を捨てるか悩んでいる青年が、再び哲人を訪れるという物語です。教育・愛などのテーマについて、アドラー心理学の視点で解説されていました。

こちらも対話形式で話が進むので読みやすいでしょう。また前作で触れた内容については、青年がわかりやすく説明してくれるので、しっかり復習もできます。

それでも2冊セットで読むほうが、アドラー心理学の理解も深められると思いました。育児をしている人や、教える立場にある人にもおすすめできる一冊です。

アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために

アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために
著者岸見一郎
出版社ベストセラーズ
ページ数191ページ
大きさ縦:18.2cm
横:10.3cm
厚さ:0.8cm
参考価格712円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • アドラーの人物像や生涯をコンパクトにまとめた本
  • アドラー心理学の基本的な考え方についても簡潔に解説
  • 新書サイズになっているので持ち運びにも便利

アドラーがどのような人物だったのか、背景を知ることができる一冊

『アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために』は、アドラーの人物像や生涯について、コンパクトに書かれた本です。

書かれていること自体は、『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』とほぼ同じだと思いました。課題の分離や劣等コンプレックスなど、基本的な考え方についても簡潔にまとめられています。

個人的にアドラーがどのような人物だったのか、その背景を学べるのが面白いと思いました。また新書サイズになっているので、持ち運びにも便利でしょう。

アドラー心理学の導入というよりも、2冊目以降に読むことで、内容を整理しやすくなる本だと思います。アドラー心理学に興味を持った人は、ぜひチェックしてみてください。

人生が大きく変わる アドラー心理学入門

人生が大きく変わる アドラー心理学入門
著者岩井俊憲
出版社かんき出版
ページ数224ページ
大きさ縦:18.8cm
横:13cm
厚さ:1.8cm
参考価格1,540円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • アドラー心理学の理論がイラスト付きでまとめられている
  • テーマ別に解説されており、どこからでも読める構成になっている
  • 具体的にイメージしやすいので、ざっくり学びたい人にはおすすめ

イラスト付きで視覚的にイメージしながら学べるのが特徴

『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』は、アドラー心理学の理論が、イラスト付きでわかりやすくまとめられている本です。

テーマは「自分」「人間関係」「仕事・リーダー」「親子・家族」に分かれており、どこからでも読める構成になっています。またフロイト心理学との違いなどにも触れられていました。

文字数もそこまで多くないので読みやすいと思います。ほかのアドラー心理学本とあわせて見ることで、具体的にイメージしやすくなる気がしました。

しっかり勉強したい人には少し物足りないかもしれません。それでもアドラー心理学をざっくり学びたい人にはおすすめできる一冊です。

雨の日の心理学

雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら
著者東畑 開人
出版社KADOKAWA
ページ数352ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.9cm
厚さ:2cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約2.5時間
本のおすすめポイント
  • 具合が悪くなったときのことを「雨の日」にたとえて説明
  • ケアの方法として「きく技術」「おせっかいの技術」などを紹介
  • 語り口調で読みやすく、一般の人でも内容がわかりやすい

こころのケアの本質をわかりやすく説明した心理学本

『雨の日の心理学』は専門家のための心理学を、一般の人でも取り入れられるように解説した本です。こころをケアする方法を、5日間の授業で教えるような構成になっています。

この本では、具合が悪くなったときのことを「雨の日」にたとえて説明していました。そのうえで雨の日に役立つケアとして、「きく技術」や「おせっかいの技術」を紹介しているのが特徴です。

ページ数は多めですが、語り口調で読みやすく、Q&Aやブックガイドもあるのでわかりやすいと思います小手先のテクニックではなく、ケアの本質をついているように感じました。

子ども・パートナー・両親をはじめ、身近な人のこころのケアが突然始まったときには、読んでおきたい一冊です。

愛するということ

愛するということ
著者エーリッヒ・フロム
鈴木 晶
出版社紀伊國屋書店
ページ数212ページ
大きさ縦:19.5cm
横:13.5cm
厚さ:1.8cm
参考価格1,430円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 人間の愛をテーマにした世界的ベストセラー
  • 「愛は技術である」という考えをもとに解説
  • 心理学や哲学の視点から書かれている

人を愛することについて新しい気づきを得られるような一冊

『愛するということ』は世界的ベストセラーで、人間の愛をテーマにした心理学本です。著者のエーリッヒ・フロムは、新フロイト派の人物としても知られています。

この本では「愛は技術であり、学ぶものである」としており、その技術を習得するには規律・集中・忍耐・関心が必要だと説明しています。心理学や哲学の視点から書かれているのが特徴です。

また恋愛だけでなく、友愛や母性愛などの愛にも触れられています。個人的には、どんな愛にも共通する要素が「配慮・責任・尊重・知」であるという内容に、深く頷いてしまいました。

愛の本質について、新しい気づきを得られるような一冊です。人間関係を築くうえでも必要な技術だと思うので、ぜひ読んでみてください。

夜と霧 新版

夜と霧 新版
著者ヴィクトール・E・フランクル
池田 香代子
出版社みすず書房
ページ数184ページ
大きさ縦:21.6cm
横:15.1cm
厚さ:3cm
参考価格1,870円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 心理学者である著者の体験がもとになっている
  • 収容時の様子が詳細に書かれている
  • 被収容者や監察官の心理についても説明

生きることの意味を考えさせられるような人気名著

『夜と霧 新版』は、ナチス強制収容所の実態について書かれた世界的なベストセラー本です。心理学者である著者自らの体験がもとになっています。

この本では、収容当時・収容所生活中・収容所解放時の様子が詳細に書かれています。また心理学者としての立場から、被収容者や監察官の心理について説明されているのも特徴です。

過酷な環境下で人間がどうなってしまうのか、何を思うのかがとても興味深く、まるで生きることの意味を考えさせられるような内容でした。個人的には、極限状態の中で著者が、愛することの大切さを述べているのが印象に残っています。

ページ数はそこまで多くないので、あっという間に読み終えてしまった感覚です。ちなみに写真や図版はないので、実際の資料を見てみたい人は、霜山徳爾教授が翻訳されている方の『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』をおすすめします。

甘えの構造

甘えの構造
著者土居 健郎
出版社弘文堂
ページ数318ページ
大きさ縦:約18.5cm
横:約13cm
厚さ:約2cm
参考価格1,430円
読書時間の目安約4時間
本のおすすめポイント
  • 日本人に特徴的な「甘え」について説明している心理学本
  • 日本人の心理や、日本社会の構造を読み解こうとしている
  • 心理学の教科書でも紹介されていることが多い

「甘え」から日本人の心理や日本社会の構造を読み解こうとした心理学本

『甘えの構造』は、初版の1971年から長く読み続けられている、心理学本の名著です。

この本は精神分析や文化言語論などの視点から、日本人に特徴的な「甘え」を説明しています。そこから日本人の心理や、日本社会の構造を読み解こうとしているのが興味深いと思いました。

執筆当時の話もあるので、人によってはわかりづらく感じる部分もあるかもしれません。また心理学の基礎知識を身につけておく方が、より内容を理解しやすいと思います。

ちなみに心理学のテキストなどでも、日本と海外を比較する際には、この本がよく紹介されています。なので心理学を勉強する人なら、読んでおいて損はしない一冊です。

限りなく黒に近いグレーな心理術

限りなく黒に近いグレーな心理術
著者メンタリストDaiGo
出版社青春出版社
ページ数256ページ
大きさ縦:約19cm
横:約13cm
厚さ:約1.7cm
参考価格1,518円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 心理テクニックをショートストーリーで紹介
  • 該当箇所にマーカーが引かれているのでわかりやすい
  • 章ごとに簡単な用語解説もあるので理解しやすい

心理テクニックについてショートストーリーで確認しながら学べる

『限りなく黒に近いグレーな心理術』は、メンタリストDaigoさんが著者の心理学本です。

全12個のショートストーリーが掲載されており、その中でさりげなく使われている心理テクニックを紹介しています。ストーリー1つに対して、心理テクニックの数は10個程度です。

心理テクニックが使われている箇所には、マーカーが引かれているのでわかりやすいと思いました。簡単な用語解説もあるので、内容を理解しやすいでしょう。

イラストは特にありませんが、ショートストーリーと解説がセットになっており、初心者でも読みやすい心理学本だと思います。

異性の心を上手に透視する方法

異性の心を上手に透視する方法
著者アミール・レバイン
レイチェル・ヘラー
翻訳塚越 悦子
出版社プレジデント社
ページ数288ページ
大きさ縦:19cm
横:13cm
厚さ:1.6cm
参考価格1,650円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • 愛着理論(アタッチメント理論)をもとに解説した恋愛心理学本
  • 愛情のタイプを3つに分けて解説しているのがわかりやすい
  • なぜそのような行動をするのか、なぜ恋愛がうまくいかないのか参考になる

自分と相手のタイプを知ることでパートナーとの恋愛関係を築きやすくなる

『異性の心を上手に透視する方法』は、全米でベストセラーになっている恋愛心理学本です。内容は5日間の授業を受けるような構成になっています。

タイトルを見ると、恋愛の駆け引きや、相手を惚れさせるテクニックなどが書かれていそうですが、そうではありません。心理学の愛着理論(アタッチメント理論)をもとに、事例も紹介しながら解説しています。

実際に読んでみると、愛情のタイプをSタイプ(安定型)、Nタイプ(不安型)、Vタイプ(回避型)に分けて説明しているのがわかりやすいと思いました。それぞれの特徴や、見極め方などにも触れられています。

自分と相手のタイプを知ることで、コミュニケーションも取りやすくなり、パートナーとの恋愛関係を築きやすくなるでしょう。なぜそのような行動をするのか、なぜ恋愛がうまくいかないのか、参考になると思います。

サブカルチャーのこころ

サブカルチャーのこころ:オタクなカウンセラーがまじめに語ってみた
編著者笹倉 尚子
荒井 久美子
出版社木立の文庫
ページ数384ページ
大きさ縦:18.8cm
横:11.8cm
厚さ:3cm
参考価格2,420円
読書時間の目安約2.5時間
本のおすすめポイント
  • 現代日本のサブカルチャーにひそむこころや、そこに表現されたこころに注目
  • アニメ・映画・ゲーム・アイドル・ファッションなど、全部で33のテーマを用意
  • サブカルチャーや心理学に詳しくない人でも読みやすく、臨床でも役立つ内容

「好きなもの」への理解を深められる一冊

『サブカルチャーのこころ』では、現代日本のサブカルチャーに潜むこころや、そこに表現されたこころに目を向けています。「サブカルチャー臨床研究会」の12名のカウンセラーが解説した本です。

内容はアニメ・映画・ゲーム・アイドルなど、全部で33のテーマが用意されていました。それぞれ10ページ程度でまとめられており、どこからでも読める構成になっているのが特徴です。

ページ数は多めですが、本文下にはキーワードを紹介する脚注のスペースがあります。専門用語もほとんど使われておらず、サブカルチャーや心理学に詳しくない人でも読みやすいでしょう。

また一人ひとりのカウンセラーが現場で体験したこと、感じたことをもとに書かれているので、臨床でも役立つ内容だと思います。「好きなもの」への理解を深められる一冊です。

最新の心理学本で読んでみたものを一部紹介

最新の心理学本はレビューが少なく、購入するか迷ってしまう人もいるでしょう。

そのため発売されたばかりの新刊のうち、実際に読んでみた心理学本を一部紹介します。

内容の難易度や読みやすさなどをまとめているので、選ぶときの参考になると思います。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

ピーター・ラヴィーン:トラウマと癒やしの自叙伝

ピーター・ラヴィーン:トラウマと癒やしの自叙伝
著者ピーター・A・ラヴィーン
牧野 有可里
池島 良子
出版社星和書店
ページ数296ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.7cm
厚さ:1.6cm
参考価格2,860円
読書時間の目安約3時間
本のおすすめポイント
  • ソマティック・エクスペリエンシング®(SE)の創始者がまとめた回顧録
  • 自身の幼少期のトラウマをどのように癒していったのかが描かれている
  • 著者が体験したスピリチュアルな出来事や、シンクロニシティの話も興味深い

過去のトラウマを乗り越えてきた著者の言葉に勇気をもらえる一冊

『ピーター・ラヴィーン:トラウマと癒やしの自叙伝』は、ソマティック・エクスペリエンシング®(SE)の創始者である著者がまとめた回顧録となっています。

具体的には、自身の幼少期のトラウマをどのように癒していったのかが描かれていました。生々しい描写もあるので、人によっては読み進めるのが辛く感じるかもしれません。

それでも、過去の傷を乗り越えてきた著者の言葉に、勇気と希望をもらえるでしょう。また自らが体験したスピリチュアルな出来事や、シンクロニシティの話も興味深いと思いました。

ちなみに、SEのアプローチについては詳しく書かれていません。なので基礎理論や方法論を学べるわけではありませんが、その背景に興味がある人はぜひ読んでみてください。

変な心理学

変な心理学 バズっているアレの正体
著者山田祐樹
出版社筑摩書房
ページ数304ページ
大きさ縦:17.3cm
横:10.6cm
厚さ:1.6cm
参考価格1,155円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • アカデミックな心理学と、大衆的な心理学の違いを説明した本
  • 両分野が入り混じっている現状を説明し、共存するための考え方を提案
  • どのように広まったのか、学術的な研究はあるのか詳しく書かれている

心理学史としても面白く、心理学を学ぶことがもっと楽しくなる一冊

『変な心理学』は、日本の心理学の奇妙な状況について指摘しているのが特徴です。アカデミックな心理学と、大衆的な心理学の違いについて、認知心理学を専門とする著者が解説しています。

具体的には、両分野が入り混じっている現状を「変」としています。そのうえで大衆的な心理学を否定するのではなく、アカデミックな心理学と共存するための考え方を提案していました。

読んでみると「行動心理学」「カラーバス効果」「ウィンザー効果」「蛙化現象」についてかなり詳しく書かれており、どのように広まったのか、学術的な研究はあるのかなど勉強になります。

また各章の最後にまとめもあるので整理しやすいと思いました。心理学史としても面白く、心理学を学ぶことがもっと楽しくなる一冊です。

ひとが言葉を理解・産出する仕組み 心理言語学入門

ひとが言葉を理解・産出する仕組み 心理言語学入門
編者矢野雅貴
出版社くろしお出版
ページ数256ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.3cm
参考価格3,300円
読書時間の目安約4.5時間
本のおすすめポイント
  • 文処理研究(心理言語学)における重要なテーマを中心に解説
  • 文処理分野で行われている研究や、その意義について学べるのが特徴
  • 研究内容を理解するうえで必要な手法がコラムでまとめられている

言語学分野に関心のある大学生や大学院生、研究者向けの一冊

『ひとが言葉を理解・産出する仕組み』は、日常で無意識に行われている言語処理メカニズムについて解説した入門書です。文処理研究における重要なテーマを中心に取り上げています。

具体的には、文処理分野で行われている研究や、その意義を学べる内容になっていました。研究内容を理解するうえで必要な手法については、コラムでまとめられているのも特徴の一つです。

自分で例文を読んでみても、処理しやすさの違いを実感できるので面白く感じます。統語論や統計学の基礎知識もある方が、内容を理解しやすいでしょう。

また本文中では、もっと詳しく勉強する際に役立つ書籍も紹介されていました。言語学分野に関心のある大学生や大学院生、研究者向けの一冊だと思います。

こうやって、僕は戦い続けてきた。

こうやって、僕は戦い続けてきた。 「理想の自分」に近づくための77の習慣
著者菊池雄星
出版社PHP研究所
ページ数256ページ
大きさ縦:18.8cm
横:12.8cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約2時間
本のおすすめポイント
  • トップレベルの世界で戦い抜くための考え方と、日々の習慣を紹介
  • 全部で77のテーマがそれぞれ数ページ程度でまとめられている
  • 影響を受けた人物・言葉・書籍なども掲載されているので面白く読める

「プロとして生きるとはどういうことか」を学べる一冊

『こうやって、僕は戦い続けてきた。』は、メジャーリーガーの菊池雄星選手が自ら書いた本です。トップレベルの世界で戦い抜くための考え方と、日々の習慣を紹介しています。

内容は77のテーマに分かれており、それぞれ数ページ程度でまとめられていました。影響を受けた人物・言葉・書籍などのエピソードも掲載されているので面白く読めるでしょう。

個人的に、菊池雄星選手がもともと特別な才能を持っていたわけではないこと、野球以外の勉強もたくさんしていることに驚きました。学ぶことの大切さを実感できると思います。

また経営者の視点で物事を考えているのも印象的でした。心身の整え方、人との関わり方をはじめ「プロとして生きるとはどういうことか」を学べる一冊です。

最新 マンガでわかるADHDの子どもたち

最新 マンガでわかるADHDの子どもたち
著者本田秀夫
マンガフクチマミ
出版社【発行】バトン社
【発売】フォレスト出版
ページ数176ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.2cm
参考価格1,760円
読書時間の目安約40分
本のおすすめポイント
  • ADHDのあるあるを16のケースに分けて、文章とマンガで解説した本
  • 子どもたちが自分の特性を前向きに受け止められるような育て方を紹介
  • ADHD関連の悩みごとに対応するポイントや関わり方の例もわかりやすい

保護者・学校の先生・支援者などADHDの理解を深めたい人におすすめ

『最新 マンガでわかるADHDの子どもたち』は、ADHD(注意欠如多動症)の子育てについて文章とマンガで解説した本です。臨床経験30年以上の医師である著者が解説しています。

具体的にはADHDのあるあるを、16のケースに分けて紹介していました。そのうえで子どもたちが、自分の特性を前向きに受け止められるような育て方を提案しています。

難しい言葉は使われていないので初心者でも読みやすいでしょう。ADHD関連の悩みごとに対応するポイントや、関わり方の例も具体的でわかりやすく、親の葛藤にも触れられていました。

子どもが大きくなってからのことも考えられているので、処世術として役立つ内容だと思います。保護者・学校の先生・支援者など、ADHDの理解を深めたい人におすすめです。

人はなぜ特攻に感動するのか

人はなぜ特攻に感動するのか
著者井上義和
坂元希美
出版社光文社
ページ数304ページ
大きさ縦:17.2cm
横:10.6cm
厚さ:1.3cm
参考価格1,210円
読書時間の目安約2.5時間
本のおすすめポイント
  • 心に刺さる映画の共通点を、特攻文学という切り口から分析
  • 『ゴジラ-1.0』を中心に、二人の著者による対話形式で話が進む
  • 日米の特攻文学映画の違いにも触れられていて面白く読める

特攻文学映画が持つ「感動の文法」について、さまざまな角度から分析した本

『人はなぜ特攻に感動するのか』は、心に刺さる映画の共通点を、特攻文学という切り口から分析した本です。二人の著者による対話形式になっています。

内容は、2023年公開の『ゴジラ-1.0』の話が中心でした。「命のタスキ」「勇敢な父祖たち」などのキーワードを用いながら、特攻文学映画が持つ「感動の文法」について解説しています。

また日本とアメリカの作品を比較しているのも特徴のひとつです。「感動=自己犠牲」という短絡的な考え方ではなく、さまざまな角度から説明されているので面白く読めました。

特攻というものについて、歴史的・政治的要素なしで考えてみると、現代社会の見え方も変わってくるかもしれません。事前に映画を観ておく方が、より理解しやすくなると思います。

ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育

ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育
著者東優子
野坂祐子
吉田博美
出版社日本評論社
ページ数280ページ
大きさ縦:21cm
横:15cm
厚さ:1.6cm
参考価格2,750円
読書時間の目安約3.5時間
本のおすすめポイント
  • 性教育や支援者への研修を実践してきたグループのメンバーが解説
  • 性教育において、自身の態度や価値観に気づくことの大切さを提唱
  • 性について、子どもにどう伝えたらいいのか考えるきっかけにもなる

性に対する自身の態度・価値観を見直すことができる一冊

『ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育』は、包括的セクシュアリティ教育(CSE)の副読本として書かれたものです。性教育や支援者への研修を実践してきた「SEE」のメンバーが解説しています。

この本は性教育において、自身の態度・価値観に気づくことの大切さを提唱しているのが特徴です。内容については、CSEの「安全確保」と「暴力」に焦点が当てられていました。

性教育を受ける機会は多くないからこそ、読んでみると学びがたくさんあります。海外における実践例も紹介されており、子どもにどう伝えたらいいのか、考えるきっかけになるでしょう。

また性教育をはじめるためのワークも掲載されているので、お子さんがいる人や、支援職の人はぜひ試してみてください。性に対する自身の考え方を見直すことができる一冊です。

スポーツにおけるマインドフルネスとアクセプタンス

スポーツにおけるマインドフルネスとアクセプタンス
編者K. ヘンリクセン
J. ハンセン
C. H. ラーセン
監訳井上和哉
栗林千聡
出版社北大路書房
ページ数336ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.8cm
参考価格4,620円
読書時間の目安約5時間
本のおすすめポイント
  • プレッシャー下でアスリートが力を発揮するための支援方法をまとめた本
  • スポーツにおけるマインドフルネスとACTの実践的な手引きについて紹介している
  • スポーツ心理学を専攻する学生、アスリートを支援する実践家・監督・コーチにも

アスリートのパフォーマンスや、人生を支えるためにも読んでほしい一冊

『スポーツにおけるマインドフルネスとアクセプタンス』は、プレッシャー下でアスリートが力を発揮するための支援方法をまとめた本です。さまざまなスポーツ心理学実践家の話が掲載されています。

具体的には、マインドフルネスとACTの実践的な手引きについて書かれていました。トップアスリートに対してどのように適用し、どのようにサポートするか、事例・ポイント・経験談などが紹介されています。

読んでみると緊張・不安を感じる瞬間や、モチベーションが上がらないときなど、多くの場面で活用できると思いました。またプロスポーツならではの難しさや、実践家の葛藤も勉強になります。

またアスリートにとって、自身の価値と向き合うきっかけになれば、今後のキャリア形成にもつなげられるでしょう。アスリートのパフォーマンス、そして人生を支えるためにも読んでほしい一冊です。

スクールカウンセラーは何を見ているのか

スクールカウンセラーは何を見ているのか
著者藪下遊
出版社筑摩書房
ページ数288ページ
大きさ縦:17.3cm
横:10.6cm
厚さ:1.5cm
参考価格1,100円
読書時間の目安約2.5時間
本のおすすめポイント
  • 現役のスクールカウンセラーが、学校で子どもたちを支援することについて解説
  • 仕事内容や労働条件などスクールカウンセラーを目指す人にとって参考になる
  • 子どもの「こころの発達」に関すること、心理的不調に関することも書かれている

現役スクールカウンセラーの見る視点から、子どもを支援する方法を学べる

『スクールカウンセラーは何を見ているのか』は、スクールカウンセラーの仕事や実践についてまとめた本です。学校で子どもたちを支援するとはどういうことか、詳しく解説されています。

前半ではスクールカウンセラー特有の仕事内容や、労働条件などが紹介されていました。他領域との違いがわかるので、スクールカウンセラーを目指す人にとって参考になると思います。

また後半では、子どもの「こころの発達」に関すること、心理的不調に関することが書かれていました。一人職場であるスクールカウンセラーだからこそ、著者の経験を知ることは非常に役立つでしょう。

どこを見るか、どう話すか、説明もわかりやすいので家族や教育者が読んでもいいと思いました。現役スクールカウンセラーの見る視点から、子どもを支援する方法を学べる一冊です。

解離ってなんだろう

解離ってなんだろう 症例でわかる見立てと対応
著者古田洋子
出版社日本評論社
ページ数168ページ
大きさ縦:21cm
横:14.8cm
厚さ:1.1cm
参考価格2,090円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 児童相談所で勤務している著者の臨床経験をもとに解説した本
  • 見分ける疾患や対応方法なども書かれており、解離の理解を深められる
  • その人の中で何が起きているのか、客観的にはどう見えるのかを整理しやすい

さまざまな症例を確認しながら、解離について学べる入門書

『解離ってなんだろう』は、さまざまな症例が紹介されている解離の入門書です。児童相談所で勤務している著者の臨床経験をもとにまとめられています。

内容としては解離のバリエーションや、生活の中で起きることなどが書かれていました。全部で26の症例が紹介されており、具体的な症状を確認しながら、解離について学べるようになっています。

またどういう誤解をしやすいのか、どう対応したらいいのか、わかりやすく説明されていると思いました。解離の理解を深められるので、医療・福祉・教育の現場で支援している方は読んでおくと良いでしょう。

ちなみにこの本には虐待・性被害の記述もあるので、人によっては読みづらさを感じるかもしれません。それでも、その人の中で何が起きているのか、客観的にはどう見えるのかを整理しやすいと思います。

心理支援のための書く技術

心理支援のための書く技術
著者中村 洸太
福地 周子
出版社翔泳社
ページ数224ページ
大きさ縦:25.7cm
横:18.2cm
厚さ:1.8cm
参考価格3,190円
読書時間の目安約3.5時間
本のおすすめポイント
  • 書くことの悩みを取り上げながら、専門家として意識すべき点を紹介した本
  • 模擬事例や記録の具体例も豊富に掲載されているのでポイントを整理しやすい
  • 巻末にはフレーズを置き換えるときに役立つ表現集も収録されている

心理支援職にとって、現場で使える書く技術を身につけられる一冊

『心理支援のための書く技術』は、記録の書き方を心理支援職向けに解説した本です。書くことの悩みを取り上げながら、専門家として意識すべきことを紹介しています。

内容はどの章からでも読める構成で、項目ごとに要点もまとめられています。模擬事例や記録の具体例も豊富に掲載されているので、ポイントを整理しやすいと思いました。

また心理支援職へのインタビューで、領域ごとの違いを学べるのも特徴のひとつです。巻末には文例集も収録されており、どのような表現に置き換えたらいいのか参考になるでしょう。

書くことの基礎知識から、上達のコツまで紹介されているので、記録の書き方に困っている心理支援職はぜひ読んでみてください。現場で使える書く技術を身につけられる一冊です。

心理学本の読みやすさをランキングで紹介

おすすめの心理学本
【1位】
約40分
・最新 マンガでわかるADHDの子どもたち
【2位】
約1時間
・眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話
・眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学
・眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学
・人生が大きく変わる アドラー心理学入門
【3位】
約1.5時間
・「なるほど!」とわかるマンガはじめての心理学
・限りなく黒に近いグレーな心理術
・解離ってなんだろう
約2時間・図解 心理学用語大全
・マンガでわかる!心理学超入門
・本当にわかる心理学
・アドラー心理学入門
・入門 犯罪心理学
・愛するということ
・夜と霧 新版
・異性の心を上手に透視する方法
・こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203
・変な心理学
・こうやって、僕は戦い続けてきた。
約2.5時間・雨の日の心理学
・ゼロからはじめる心理学・入門〔改訂版〕
・サブカルチャーのこころ
・人はなぜ特攻に感動するのか
・スクールカウンセラーは何を見ているのか
約3時間・心理学・入門(改訂版)
・決定版 面白いほどよくわかる!心理学
・嫌われる勇気
・幸せになる勇気
・ピーター・ラヴィーン:トラウマと癒やしの自叙伝
約3.5時間・ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育
・心理支援のための書く技術
約4時間・基礎がわかる 心理学の教科書
・心理学キーワード&キーパーソン事典 第2版
・甘えの構造
約4.5時間・ひとが言葉を理解・産出する仕組み 心理言語学入門
約5時間・心理学 第5版補訂版
・道は開ける
・スポーツにおけるマインドフルネスとアクセプタンス
約6時間・人を動かす
約7時間・ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門
約8時間・影響力の武器
約12時間・心理学 新版

ここでは読みやすさに注目して、心理学本をランキング形式でまとめました。私が実際に読んでみて、かかった時間をもとに評価しています。

比較的読みやすいのはマンガの心理学本で、初心者にもおすすめです。またページ数が多くても、イラストや図解があれば、抵抗も少ないと思います。

あくまでも私の読むスピードが基準なので、読書時間は目安ですが、読みやすさを重視したい人は参考にしてみてください。

もし気になる心理学本があれば、Amazonのレビューも確認しておくことをおすすめします。

迷ったときの心理学本のおすすめは?

初心者向けの心理学本のおすすめは?

初心者であれば、『図解 心理学用語大全』がおすすめです。心理学用語がすべてイラストで解説されているので、具体的にイメージできると思います。

また漫画形式の『マンガでわかる!心理学超入門』も、読みやすくて初心者向けでしょう。人の行動やしぐさに関する心理学が簡潔にまとめられており、内容も理解しやすいのが特徴です。

心理学本の名著・人気ベストセラーは?

読者から特に人気があるのは、アドラー心理学を学べる『嫌われる勇気』です。Amazonの口コミでも高く評価されているベストセラーで、心理学本の名著ともいえます。

またD・カーネギー氏の『人を動かす』も人気があります。仕事でも役立つ内容が書かれているので、ぜひチェックしてみてください。

教科書のようなテキストがほしい人におすすめの心理学本は?

教科書のような本が欲しい人には『心理学・入門(改訂版)』がおすすめです。心理学の分野ごとに丁寧にまとめられており、試験や大学院入試の対策にも役立ちます。

また『ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門』は、カラーテキストになっているので読みやすいでしょう。イラストや図表も多く掲載されていました。

もしすでに学びたい心理学領域が決まっている場合は、その専門書を探してみてください。内容が詳しく書かれているので、より深く研究できると思います。

心理学本のおすすめを全冊読んだ感想まとめ

今回は心理学本のおすすめを紹介しました。

心理学本には、名著と呼ばれるような人気ベストセラーが数多くあります。また心の学びにつながるような本も多いので、読んでおくとビジネスや恋愛など、あらゆる場面で役立つでしょう。

ほかにも漫画形式で面白い本や、初心者向けのわかりやすい本などもあります。そのため社会人だけでなく、高校生や大学生にも心理学本はおすすめです。

心理学本を探すときには、ぜひここで紹介したおすすめを参考にしてみてください。

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