心が病んだ時に読む本・人生に疲れた時に読む本のおすすめ7選を紹介

心が病んだ時に読む本

仕事のこと・プライベートのことなど、日々の悩みは尽きません。そのまま抱え込んでしまうと徐々に苦しくなり、心が病んでしまうでしょう。

そんなときに、優しく励ましてくれるような本を読むと、気持ちも救われます。また新しい気づきを得ることで、問題を解決できたり、悩みが吹っ切れたりするかもしれません。

そこで今回は、心が病んだ時に読む本・人生に疲れた時に読む本のおすすめをまとめました。心理カウンセラーが全冊読んで、それぞれの特徴を解説しています。

また実際に読んだ感想も紹介しているので、心が病んだ時・人生に疲れた時には参考にしてみてください。

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心が病んだ時に読む本の選び方

どんな著者が書いているかチェック

心が病んだ時に読む本は著者で選ぶ

たとえば精神科医や心理カウンセラーが著者の場合、優しく承認してくれるような内容が書かれています。心が病んだときに癒してほしい、励ましてほしいという人にはおすすめです。

一方で著名人が書いている場合、主に自身の体験談がまとめられています。専門家が監修しているケースもあり、話に共感できれば気持ちも楽になるでしょう。

このように著者情報から、本の傾向がわかるかもしれないので、購入前に一度チェックしてみるのも良いと思います。

読みやすい本なら心の負担も少ない

心が病んでいる時でも読みやすい本の特徴

専門用語が多くて内容が難しいと、かえって負担になることがあります。また文字がぎっしり書かれている本や、ページ数の多い本も、途中で読むのをやめてしまうかもしれません。

そのため心が病んだ時には、読みやすさを重視して選ぶのもおすすめです。イラストや図解がたくさんある本なら、内容もわかりやすく、負担も少ないと思います。

個人的には、絵本や漫画本のなかにも、読んでよかったと思う本がありました。優しい気持ちになれるので、ぜひチェックしてみてください。

心が病んだ時に実践できそうな本もおすすめ

心が病んだ時でも実践できそうな本もおすすめ

もし心が病んだ時に、身体を動かす元気があるなら、実践できそうな本を読むのも良いでしょう。具体的には、ヨガやマインドフルネスなどがあります。

またメンタルケアに特化した本もおすすめです。ぐっすり眠るための睡眠・リラックスできる方法などは、心が病んだ時も参考になります。

ちなみに実践する気になれないときは、無理して読む必要はありません。続かなくて自信をなくしてしまうと逆効果なので、自分ができそうと思える本があればで良いと思います。

Amazonで口コミも確認しておくと安心

心が病んだ時に読む本の口コミの調べ方

人気ベストセラーになっているような名著なら、Amazonの評価もチェックしてみてください。なかには、何千件というレビューが書かれている本もありました。

そのため購入する前に、一度確認しておくと安心でしょう。本の要約や感想など、詳しくまとめられている口コミは参考になると思います。

ちなみに本によっては、導入から目次あたりまで試し読みもできます。口コミで高評価でも、心が病んだ時に読めるとは限らないので、まずは最初だけ読んでみるのもおすすめです。

心が病んだ時に読む本のおすすめ

人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本

人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本
著者根本 裕幸
出版社大和書房
ページ数232ページ
大きさ縦:15cm
横:10.5cm
厚さ:1.2cm
参考価格814円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • 共感できるさまざまな事例を紹介
  • 自分軸を構成するワークについても解説
  • 性格を否定せず承認してくれる内容になっている

疲れた心を優しい言葉で癒してくれる一冊

『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』は心理カウンセラーの根本裕幸氏が執筆した本です。

自分をすり減らさないことが大切だとまとめたうえで、自分軸を構成することのワークも解説されています。特にアファメーションというテクニックは実践しやすいでしょう。

途中の「感情とウンコは同じ」という言葉も印象的で、読みながらクスッとなりました(笑)それでも共感できる内容が多く、優しい言葉で励まされたような気持ちになります。

また最後に「お察し上手の人は愛の人。素晴らしい愛を持った、癒しの人」とまとめているのも、素敵だなと思いました。心が病んでしまった時には、読んでほしい一冊です。

精神科医Tomyの心が凹んだときに読むクスリ

精神科医Tomyの心が凹んだときに読むクスリ
著者精神科医Tomy
出版社三笠書房
ページ数254ページ
大きさ縦:15cm
横:10.7cm
厚さ:1.4cm
参考価格847円
読書時間の目安約1時間
本のおすすめポイント
  • クリニックで診療をしている精神科医が著者
  • クスッと笑えるような内容にもなっている
  • おネエ視点のアドバイスが参考になる

おネエ視点で優しくも厳しくもアドバイスしてくれる

『精神科医Tomyの心が凹んだときに読むクスリ』は、クリニックで診療をしているTomy先生が著者の本です。

Tomy先生はゲイであることを公表しており、本文もおネエ口調で書かれています。自分自身のことを「アテクシ」と呼んでいるのも印象的でした(普段はおネエ口調ではないそうです)。

さまざまな悩みに対して優しく寄り添い、時には厳しくアドバイスをしてくれるので、心が病んだ時も背中を押してもらえるような感覚になります。特にパートナーや両親に関する悩みについて、多く掲載されていました。

本にはたくさんのおネエキャラが登場しており、クスッと笑えるような内容にもなっているので、少しは気持ちが和らぐかもしれません。おネエ視点のアドバイスで、目から鱗の内容もあるのでぜひチェックしてみてください。

あやうく一生懸命生きるところだった

あやうく一生懸命生きるところだった
著者ハ・ワン
翻訳岡崎 暢子
出版社ダイヤモンド社
ページ数288ページ
大きさ縦:19.1cm
横:15.4cm
厚さ:2.2cm
参考価格1,595円
読書時間の目安約1.5時間
本のおすすめポイント
  • 口コミ評価の高い韓国のベストセラー本
  • 読むと力が抜けるような感覚になる
  • 自分のいまを見直すきっかけにもなる

必死に生きている人にこそ読んでほしい一冊

『あやうく一生懸命生きるところだった』は、イラストレーターのハ・ワン氏が執筆しています。韓国のベストセラーで、日本でも口コミで話題になりました。

内容は、会社を辞めて「一生懸命に生きない」と決めた著者の体験談です。身も心もすり減らす日々から抜け出し、自分らしく生きている様子が書かれています。

実際に読んでみると、自分が無理していないか・頑張りすぎていないかと考えるきっかけになると思いました。まるで力が抜けるような、張り詰めていた糸が切れるような感覚です。

個人的には、「あなたの内面はパンツに表れる」という話が印象的でした。翻訳された文章は読みやすく、下着姿の男性のイラストにも和まされます。

「心が凹んだとき」に読む本

「心が凹んだとき」に読む本
著者心屋 仁之助
イラスト江村 信一
出版社三笠書房
ページ数208ページ
大きさ縦:約15cm
横:約10.5cm
厚さ:約1.2cm
参考価格628円
読書時間の目安約40分
本のおすすめポイント
  • 心理カウンセラーが執筆した本
  • すぐに実践できそうな方法も紹介
  • 具体例がわかりやすくて読みやすい

へこんだ心を内側から膨らませるように自分を大切にする

『「心が凹んだとき」に読む本』は、心理カウンセラーの心屋仁之助さんが著者の本です。

この本ではへこんだ心をゴムボールにたとえて、「叩いたり引っ張るのではなく、内側から膨らませると回復する」と表現しています。そのために、自分自身を大切にすることが必要だとまとめています。

苦手な人をイメージするような方法は、心が病んだ時だと難しく感じるかもしれません。それでも気持ちがしぼんだときに効く呪文など、すぐに実践できそうなことも紹介されていました。

個人的には、座禅の話や親鸞聖人の「他力本願」など、仏教的な要素にも触れられているのも興味深く思います。具体例もわかりやすく、優しい言葉で読みやすい本なので、気になる人はチェックしてみてください。

しんどい心にさようなら

しんどい心にさようなら
著者きい
監修ゆうきゆう
出版社KADOKAWA
ページ数176ページ
大きさ縦:18.9cm
横:13cm
厚さ:1.6cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約40分
本のおすすめポイント
  • しんどい人の考え方のクセを説明
  • それぞれ4コマ漫画と簡単な解説付き
  • イラストが可愛らしくて和まされる

生きづらい人の考え方のクセを優しく教えてくれる本

『しんどい心にさようなら』は、心理カウンセラーのきいさんが著者の本です。人間好きのたぬき「たぬ」が、生きやすくなる考え方を教えてくれます。

この本は完璧主義の人や、他人が気になってしんどい人の特徴を、全部で55個に分けて紹介しています。それぞれ4コマ漫画と、簡単な解説でまとめられていました。

イラストも可愛らしく、「たぬ」の優しい言葉が印象的です。心が病んだ時に読むと、しんどい気持ちを慰めてもらえると思います。

道は開ける

道は開ける
著者D・カーネギー
翻訳香山 晶
出版社創元社
ページ数350ページ
大きさ縦:14.8cm
横:10.5cm
厚さ:1cm
参考価格770円
読書時間の目安約5時間
本のおすすめポイント
  • 世界中で読まれている人気ベストセラー
  • 人生のあらゆる悩みに対する対処法を紹介
  • 具体的な実例や体験談が書かれている

人生の壁にぶつかった時に読んでほしい人気ベストセラー本

『道は開ける』は、世界中読まれている人気ベストセラー本で、デール・カーネギー氏が著者の本です。人生のあらゆる悩みに対する対処法がまとめられています。

この本は著者の体験談だけでなく、歴代大統領や心理学者など、さまざまな偉人のエピソードをもとに書かれているのが特徴です。

戦争を生き抜いた人の体験談や、身体障害のある人が前向きに生きている話もあり、当たり前で見えていなかったことに対する気づきも得られます。

文字数が多いので、心が病んだときに読むのは大変かもしれません。それでも、悩みのある人生を生き抜くバイブルとして、何度も読む価値のある一冊です。

きみのことがだいすき

きみのことがだいすき
著者いぬいさえこ
出版社パイインターナショナル
ページ数32ページ
大きさ縦:約17cm
横:約18cm
厚さ:約1cm
参考価格1,320円
読書時間の目安約10分
本のおすすめポイント
  • Amazonでの口コミ評価が高い
  • 優しいメッセージに癒される
  • 子どもにも大人にもおすすめ

人生に疲れた時に読みたい心温まる絵本

「きみのことがだいすき」は、心温まるメッセージと動物たちが描かれた絵本です。特にAmazonでは、口コミで高く評価されています。

片方のページにイラストがあり、もう片方に一言が添えられています。どれも優しさを感じる内容で、とても癒されると思いました。

絵本なので子ども向けと思うかもしれませんが、大人にもおすすめできる一冊です。人生に疲れた時には、ぜひ一度読んでみてください。

心が病んだ時に読む本のおすすめまとめ

今回は心が病んだ時に読む本・人生に疲れた時に読む本のおすすめを紹介しました。

仕事やプライベートのことなど、日々の悩みは尽きませんが、本を読むことで気持ちが救われる場合もあります。また新しい気づきも得られるかもしれません。

ただし本の種類はたくさんあるので、選ぶときには注意が必要です。著者情報・読みやすさ・口コミなどを確認しながら、自分に合いそうな本を探すが良いでしょう。

心が病んだ時・人生に疲れた時は、ぜひここで紹介したおすすめ本を参考にしてみてください。

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